ベルガモットは爽やかで上品さもある柑橘系のスッキリとした香りで人気が高く他の精油とも合わせやすい香りなのでベルガモットの効能も合わせて知っておけば香りを楽しむ以外にも活用できますよね。
アロマの初心者や男性にも受け入れられやすくアロマの初心者も既にアロマを楽しんでいる人も持っておいて損はない精油。ベルガモットの効能は心へのリラックス効果だけでなく、体にも嬉しい効果をもたらしてくれます。
例えば、過労や心の疲れは胃腸のトラブルを引き起こす事がありますが、ベルガモットの効能にはリラックス効果に加えて消化器系に働きかける力を持っているので、ベルガモット一つあれば心の不調と消化器系の不調を同時に緩和出来るのです。他にも、美容に役立つ働きもしますからベルガモットの効能を知って美容と健康作りに役立てて下さい。そこで今回はベルガモットの効能が注目される理由についてお伝えします。
ベルガモットで胃腸が健康になる
ベルガモットは香水、紅茶、お酒などによく使われるので、香りを楽しみリラックスする事が主な使用目的と思いがちですが、ベルガモットの香りがもたらす効能には消化器系の働きを良くする力が秘められていますから、消化不良による胃もたれ感や、便秘、下痢などの症状に効果があります。ベルガモットの精油をお湯に垂らして香りを嗅ぐだけで簡単に効果を得られるので、胃薬に頼る前に試してみて下さい。
鎮静作用で心も体も元気に
ベルガモットで最も良く知られている効能であるリラックス作用は、他の柑橘系にはない「リナロール」や「酢酸リナリル」と呼ばれる成分がもたらしてくれるものです。この成分は高いリラックス効果を持つラベンダーの精油にも多く含まれている鎮静作用がある成分。
自律神経を整えてくれる為、不安や気持ちの落ち込みなどの精神疲労の緩和、うつ症状にも効果があります。更にストレスによる身体の不調を緩和してくれる効果もあるので、ストレスや緊張の為に起きる胃痛や頭痛にも効果的。生理痛の緩和にも役立ちます。
適切な食事量に導いてくれる
食欲不振や過食といった食事量の問題はなかなか解決が難しいですよね。自分で見直そうと思っていても食事量の制限や無理な食事の摂取はストレスになります。そこで役に立つのがベルガモット。
ベルガモットの効能には食欲不振や過食の改善に役立つ働きがあるので、食事前にベルガモットで芳香浴をする事で適切な食事量への改善が見込めます。また、ベルガモットの香りが気分を高めてくれるので食事をする気分にならない時にもおすすめです。
高いリラックス効果で安眠へ誘う
ベルガモットのリラックス効果は穏やかに眠りに導く効果があります。不安や苛立ちで眠れない時、ストレスを緩和しつつ優しく眠りに導いてくれるのがベルガモットの効能です。不眠に悩まされているけれど睡眠薬などには頼りたくない、出来るだけ自然に眠りたい時には心のケアをしながら安眠に導いてくれるベルガモットの効能はとても重宝しますよ。
光毒性に注意すれば肌ケアも可能
ベルガモットの効能には抗菌作用があるのでニキビや肌荒れのケアに役立ち、皮脂の分泌量も整える働きもありますからニキビ予防やオイリー肌の改善にも効果があります。ただし、ベルガモットは柑橘系の精油なので光毒性には注意しなくてはいけません。
ですから肌に直接塗るのはおすすめできませんが、使用後6時間程直射日光に当たらないのであればキャリアオイルと混ぜたベルガモットを浴槽に混ぜて入浴したり、キャリアオイルや精製水でしっかり薄めたローションやマッサージオイルで肌ケアに使用する事も可能。
肌に使用する場合は念の為にパッチテストをしておきましょう。パッチテストで問題がない場合でも、アロマバスの後にシャワーを浴びたり、マッサージケア後にお湯で温めたタオルで拭き取りをしておくと肌トラブル対策になります。
このようにベルガモットの効能が注目されているのは爽やかな柑橘の香りによるリラックス効果以外にも年齢や性別問わずに日常生活で役立つ効能を多く持っているからだと言う事がわかりました。
夏バテによる食欲不振や食事会などでの食べ過ぎや不眠、うつ症状はいつ誰にでも起こり得るトラブルです。これらの症状はベルガモットがあれば改善が可能で症状の原因にもなるストレスそのものもベルガモットのリラックス効果で緩和出来ますから、症状だけの緩和ではなく根本からの解決が期待出来ます。
これらの効能を閉じ込めたベルガモットの上品な香りは性別や場所を問わずに使いやすいので、ハンカチに染み込ませたり、精製水などで希釈したベルガモットの精油をアトマイザーなどに入れて持ち歩くのもおすすめ。
いつでも気軽に使える点もベルガモットのメリットと言えます。このようにベルガモットがあれば日常生活の小さなトラブルを手軽に緩和出来るので、是非手に入れてその効能を試してみてはいかがでしょうか。