アロマキャンドルの女性ホルモンを促進する7つの利用法

アロマキャンドルが簡単に手作りできることをご存知ですか。用意するものはキャンドル、またはろう50グラム。紙コップ、ボタン、タコ糸、割りばし。まずはタコ糸にボタンを付けて、紙コップのの高さ+5センチに合わせてカット。

 

ロウを湯煎で溶かし、その中にタコ糸を浸します。タコ糸を取り出し、オーブンシートの上で2~3分冷まします。固まったら、端から1センチのところを割り箸の真ん中に挟んで、割りばしを橋のように紙コップに渡し、コップの中央にくるように垂らします。

溶けたロウにアロマオイル3滴を混ぜ合わせて、それを紙コップに注ぎます。ロウが固まったら余分なタコ糸をカットして、紙コップを破って剥がして完成です。

今回はこのアロマオイルに向く、女性ホルモンを活発にさせる香りを紹介します。

 

アロマキャンドルの女性ホルモンを
促進する7つの利用法

 

エストロゲンを活性化させましょう

女性に大きな影響を与える女性ホルモン。

エストロゲンとプロゲステロンの2種類があり、エストロゲンが女子力の大きな元となるホルモンで、髪の毛をツヤツヤにしたり、美肌にし、ダイエットもしやすい体にします。

一方でプロゲステロンは妊娠・出産の準備のために必要なホルモンで、体内に栄養を留めようとする作用があり、体がむくんだり太りやすい体質になります。

ローズ、ネロリ、セージ、ゼラニウムなどはエストロゲン分泌に向く精油です。

 

視床下部を休めましょう

女性ホルモンの2つの増減をコントロールしている司令塔は、脳にある視床下部です。視床下部からの命令で、女性ホルモンバランスの増減が調節され、毎月のサイクルを繰り返します。

視床下部は繊細で、ホルモンはバランスを崩しやすいのです。視床下部が崩れてしまうと、月経不順やPMS(月経前困難症)、生理痛を引き起こしてしまいます。

この緩和にはイランイラン精油が効果的です。官能的な香りがし、媚薬にも使われてきました。女性ホルモンの分泌を調整し、リラックスさせる効果があります。

 

女性ホルモン分泌に役立つオイルを知りましょう

既出のローズは女性ホルモンに一番働きかけてくれるでしょう。

精油界の女王とも呼ばれ、ダマスクローズ精油は大変高価ですが、女性ホルモンの調整をする働きがあります。肌の調子を整えて美肌にもなれます。また、イライラを抑えるセロトニンを抑制してくれます。

また、同じ華やかな花の香りにゼラニウムがあります。葉から抽出される精油です。ローズにも似た香りに、すっきりとしたリーフ系の香りが特徴です。女性ホルモンを調整し、憂鬱さを解消し明るい気分にしてくれます。

 

セージは更年期に、カモミールは美肌につながります

クラリセージにはエストロゲンとよく似た構造のスクラレオールという成分が含まれています。
PMSの症状を改善する効果も期待できます。更年期障害などにもとても良いと言われています。ただし、クラリセージ精油は流産の可能性を高めます。妊娠・出産中の使用が禁止されています。ベビ待ちの女性にも向きません。

カモミール・ローマンはキク科の花です。とても貴重な精油で、近年では皮膚のコラーゲンを合成促進するなどの報告があります。美肌に定評のある精油です。

 

バニラは優しい気持ちに、ラベンダーはイライラ防止に役立ちます

バニラは語源はスペイン語「Vainilla」(小さな豆果)という意味に由来します。香りは、甘くて美味しいバニラアイスの香りで、お部屋全体を甘くうっとりするような香りで包み込んでくれます。

バニラには、気分を高め、魅惑的な気持ちへ誘う。ストレスを解消し、精神を落ち着かせる。リラックス効果、緊張・感情の起伏を和らげる。気持ちを明るくさせたり気持ちを落ち着かせるなどの効果があります。
ラベンダーはハーブの中で最も代表的なもののひとつです。神経を沈静化する、頭痛やめまいを改善する、ストレス、イライラを抑える、不眠症の改善に役立ちます。

 

効果を知ってブレンドしましょう

単体で使うのも良いのですが、効果に合わせてブレンドするのもおススメです。

ネロリ精油とオレンジスート精油では安眠・美肌・血行促進・生理不順・PMS・生理痛・更年期に効果があります。カモミール・ローマン精油にマンダリン精油では、美肌・安眠・生理不順・PMS・肩こり・腰痛緩和に効果を発揮します。

ローズ精油とラベンダー精油でぴか一なのは美肌です。ニキビ・生理不順・PMS・生理痛・更年期へのアプローチにも期待できそうです。ゼラニウム精油とクラリセージ精油には生理不順・PMS・生理痛・更年期・うつ対策があります。

 

色でもホルモン分泌を助けましょう

女性ホルモンをアップさせる色はピンクです。

キャンドルを香りだけでなく、色でも高めましょう。たとえば、ロウを溶かす時にピンクのクレヨンを耳かき1杯分くらい混ぜるだけで、薄い桜色のキャンドルに仕上がります。

ロウを紙コップに注いで少し経ったら、スパンコールやネイルで使うラメを入れてみるのも良いのです。ピンクやキラキラのものを選びましょう。また、パワーストーンの小さなかけら、さざれをロウが固まり切る前に入れてみるのも良いでしょう、女子力アップに定評のあるローズクォーツを使うと良いでしょう。

 

いかがでしたでしょうか。

女性ホルモン分泌にはエストロゲンが重要で、それには視床下部を健康に保つのが一番であるあることがお分かりいただけたかと思います。

まずはストレスをうまく解消することです。アロマオイルを自分の好みに合わせて単体でもブレンドでも使ってみてください、アロマテラピーは長く継続することで高い効果が期待できます。

自分のレシピを発見して、楽しみながら女子力アップしましょう。

 

まとめ

アロマキャンドルの女性ホルモンを促進する7つの利用法

・エストロゲンを活性化させましょう
・視床下部を休めましょう
・女性ホルモン分泌に役立つオイルを知りましょう
・セージは更年期に、カモミールは美肌につながります
・バニラは優しい気持ちに、ラベンダーはイライラ防止に役立ちます
・効果を知ってブレンドしましょう
・色でもホルモン分泌を助けましょう


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