アロマ検定には1級と2級があり、その勉強内容と目的は異なります。アロマ検定という名称通り、アロマのに関する知識を問われることには変わりありませんが、自分でアロマを楽しめる程度の知識なのか、家族や周囲の人とアロマを楽しめる程度の知識なのか、知識レベルが異なるのです。
しかし、アロマの知識を活かして将来仕事に就きたいと考えている人には、まずアロマ検定を受験することをおすすめします。アロマ検定は、アロマやアロマテラピーに関する基本的な知識を身につける事ができるためです。
では、アロマ検定に合格したら、将来的にどのような仕事に就くことができるのか。具体的にイメージが湧かない人のためにアロマ検定受験後に見据えることが出来る仕事スタイルを6つご説明します。
アロマ検定受験☆
事前に見据えたい理想の仕事スタイル
アロマ検定を取得する意義
アロマ検定は、アロマに関する基本的な知識を身につけるための第一歩と言っても過言ではありません。精油の基礎知識や安全な使い方、アロマテラピーの歴史など、アロマを扱う人であれば知っておくべき内容を網羅しているのです。
★ アロマテラピー関連の資格
・ アロマセラピスト
・ アロマテラピーインストラクター
・ アロマテラピーアドバイザーなどなど。
これらの職業は、すべてアロマ検定1級に合格していることが受験資格となっていて、アロマ検定は、まさにアロマ関連の仕事に就くための登竜門的な存在と言えるでしょう。
アロマショップの販売スタッフ
アロマが好きで、アロマショップで働きたいと考えている人は、アロマテラピーに関する知識を人にアドバイスすることが出来る、アロマテラピーアドバイザーの資格を取得しましょう。
★ アロマテラピーアドバイザー
アロマテラピーアドバイザーを受験するには、アロマ検定1級に合格している必要があります。
取得していない人は、まずアロマ検定1級の勉強から始める必要があります。
アロマテラピーの講師
アロマ検定に合格して、アロマテラピーアドバイザーの資格にも合格したら、アロマテラピーインストラクターの資格に挑戦することができます。
★ アロマテラピーインストラクターの資格
アロマテラピーインストラクターの資格を持っていると、アロマに関する知識を人に教えることができます。
地域の趣味の教室で講師として働いたり、自宅でアロマ専門の教室を開くことができます。人に教える事が好きな人や、アロマの魅力を広めたいという人におすすめの仕事スタイルでしょう。
ヨガスクールやリラクゼーションサロンのアロマアドバイザー
女性を中心に人気のヨガスクールやリラクゼーションサロンでもアロマの知識を活かすことができます。元々アロマテラピーには、精神をリラックスさせる効果ありますので、ヨガやリラクゼーションサロンでアロマを活用することは相乗効果となるのです。
★ ヨガスクールなどでの活躍
このような理由から、アロマ検定に合格したら、そういった施設やスクールでアロマに関するアドバイザーとして仕事にジョインする事例も多いです。
仕事にするのであれば、アロマテラピーアドバイザーやインストラクターの資格を持っている方が理想です。またヨガの講師がアロマテラピーの資格を取る、などの場合もあります。
アロマトリートメントのエステティシャン
★ アロマ検定に合格後、
・ アロマアドバイザー
・ インストラクター
・ アロマセラピストまでの資格を取得した場合。
★ エステシャンとしての活躍
アロマオイルを使って施術をするエステサロンでも活躍することができます。
エステティシャンとしての勉強や資格も必要にはなりますが、アロマの専門的な知識をもっていることが、他のエステティシャンと比較して大きな強みになるでしょう。最近ではアロママッサージをエステに求めるお客様も増えてきました。
アロマテラピーサロンの経営者
夢は大きく、アロマテラピーサロンを開業したいという人も、まずはアロマ検定1級の合格からはじめましょう。アロマテラピーサロンを経営するとなると、アロマに関して高い知識レベルを求められますから、アロマセラピストの資格を取得していることが理想です。
★ アロマテラピーサロンを開業
アロマテラピーサロンでは、リラックス効果のあるアロマトリートメントで施術をするのが一般的です。
人の疲れやストレスを、自分のアロマに関する知識を使って癒やしたり、解決してあげられるというのは、とてもやりがいを感じることができるでしょう。
最近では「ドテラ」など、自社のエッセンシャルオイルを個人で販売する人々をサポートするシステムが整っている、個人が販売しやすい、エッセンシャルオイルのブランドも見受けられます。
このようなブランドと提携販売をしつつ、アロマテラピーサロンを個人経営する。そんなスタイルが増えてきました。子育てがひと段落した女性が、隠れ家的な自宅サロンを開く、というパターンも多いです。
いかがでしたでしょうか。アロマ検定に合格すれば、その先の仕事スタイルは自分の努力と描いている夢次第で大きく幅が広がります。自分でアロマを楽しめる程度で十分だという人は、アロマ検定2級、1級に合格して趣味として楽しめばいいでしょう。
しかし、仕事にアロマに関する仕事に従事したいなら、アロマ検定1級に合格した後に、アロマテラピーアドバイザー、アロマテラピーインストラクター、アロマセラピストと、段階的に難易度の高い資格に挑戦する必要があります。
ただし、その過程でも今まで取得した資格を生かして、リラクゼーションや美容の分野で働き始めることができるので、働きながら資格取得を目指すことは充分に可能です。
アロマテラピーは医療行為ではありませんが、人のストレスや疲れといった精神面での不健康を回復させる事ができますから、社会に貢献できる仕事としてやりがいを感じることができるはずです。
まとめ
好きを仕事にする!アロマ検定合格後に進むことができる仕事とは
・アロマ検定はアロマ関連の仕事に就くための登竜門
・アロマ好きが直接活かせるアロマショップでの販売スタッフになる
・アロマテラピーの専門スクールで講師として働く
・アロマの知識をヨガスクールやリラクゼーションサロンで活かす
・エステサロンでアロマオイルを活用した施術をする
・アロマテラピーサロンを開業して経営者になる