アロマオイルの効能、効果は心身の不調を緩和し、癒しを与え、健康な状態へ導く手伝いをしてくれます。その為、アロマテラピー(香りで治療する)として、多くの方に愛され続けています。
実際にアロマオイルの効能を実感していなくても、最近ではアロマディフューザーなどが多く販売され、部屋や空間が香ること。また、アロマディフューザーなどのアロマグッズの可愛らしさから、アロマテラピーの世界に入る女子も多くいます。
とは言え、「アロマオイルの効能を利用して、心身ともにリフレッシュしたいけれど…」実際にアロマオイルの効能を活用したくなると、「自分の症状に合うアロマ」が分からなくなりませんか?
今回は、様々症状にピッタリの、プロがおすすめするアロマオイル効能を、香りと共にお伝えします。まずは本記事参考にして、アロマテラピーの効能を実感して下さい。
アロマオイルの効能で快適に☆
7つの悩み別おすすめの香り
アロマオイルの効能:肩こり
「肩こり」は日本人の多くの方が抱えている悩みなのではないでしょうか。酷くなると座っている事すらままならず、という方もいるほどです。そんな、「肩こり」の改善方法といえば、ストレッチやマッサージなどがあります。
今回は、アロマオイルと効能を活かしたお勧めの使用方法をお伝えします。
【 アロマタオルで温湿布 】
① やや熱めのお湯(約45~50度)を準備します。
② お気に入りのタオルを浸します。
③ タオルを浸したままで、アロマオイルを3、4滴垂らします。
④ タオルでアロマの油分を包むように持ち上げ絞って下さい。
⑤ 以上で準備オッケーです。
アロマを包んだ面を首や肩にあたるようにして、当てると気持ちよくアロマオイルの効能が実感できます。あてている時間は、5分くらいが目安です。
【 肩こりにおすすめのアロマオイルの効能 】
名前 : マジョラムスイート
特徴 : 甘いハーブの香りにかすかなスパイシーさを合わせ、温かみのある香りです。
効能 : 鎮痛、鎮痙作用があり肩こりの痛み、筋肉痛に効果的です。また、神経系の痙攣、関節炎を楽にしてくれる働きが期待できます。
アロマオイルの効能:冷え性
「冷え性」といえば、女性の悩みの代表格。手先、足先、お腹に、背中と冷えを感じる部分も様々です。運動不足や生活の乱れなどが、その一因です。しかし、仕事で忙しいと、ちょっとした運動もままならなくなるもの…。
そんな、お悩みを抱える方におすすめのアロマオイルと効能をお伝えします。
【 1日の終わりをアロマでくつろぐ 】
★ 夜のくつろぎタイムをアロマの香りをプラスして楽しむだけで、体の緊張緩和を促し、血行を良くする働きがある為、冷え性に効果的です。
・ 専用の器具が無くても、マグカップに熱湯を入れ、アロマオイルを数滴垂らすことで、簡単にアロマの香りを楽しめます。
アロマオイルの効能を活用するために、何をする必要もなく、何をしても大丈夫!ただ、香りを意識して楽しむだけで、効果的なのです。
【 冷え性におすすめのアロマオイルの効能 】
名前 : オレンジスウィート
特徴 : 万人受けする香りで、安定して好まれるシトラス系の香りです。作用も穏やかで、お子様がいるご家庭でも使用できます。
効能 : リラックス効果に優れている為、就寝前に使用すると心地よい眠りへ導いてくれます。バスオイルとして使用される場合もあります。
アロマオイルの効能:花粉症
日本人の3人に1人は持っているという花粉症ですが、軽い人から重い人と症状の具合も様々です。本当に辛いと鼻づまりは勿論のこと、目がかゆくて涙が止まらず赤くなってしまって大変で、対策は欠かせないケースも…。
精神的にもイライラして、集中力も損なわれがちです。そんな、お悩みにおすすめのアロマオイルと効能をお伝えします。
【 マスクとハンカチで楽しむ 】
★ ハンカチの場合…
① お気に入りのハンカチを準備します。
② アロマオイルを1滴垂らします。
③ それを持ち歩き、時々香りを嗅ぐように意識します。
★ マスクの場合…
① マスクとティッシュを準備します。
② マスクにアロマオイルを1滴垂らします。
③ ティッシュを間に挟んでマスクをかけ使用します。。
④ 香りの強弱はティッシュの加減で調節しましょう。
このようにアロマオイルの効能を活用する時、ハンカチ、マスクでの使用の際は、直接肌に触れないようにして下さい。直接肌に触れるには、精油は刺激が強く、かぶれる心配もあります。
【 花粉症におすすめのアロマオイルの効能 】
名前 : カモミールジャーマン
特徴 : カモミールローマンとは別種のアロマオイルです。アロマオイルの効能も違っていますが、フローラルな香りは共通しており、大人から子供まで香りを楽しむことができます。
効能 : 抗炎症作用。抗ヒスタミン作用。ヒスタミンを抑えることでアレルギー症状の緩和が期待できます。
また、カモミールジャーマンはリンパ系にも作用する精油。偏頭痛などに対応するアロマオイルの効能です。
アロマオイルの効能:疲労感、倦怠感
疲労感や倦怠感といった症状に悩まされていませんか? どうしてもやる気が出ない、頑張りたいのに頑張れないなど、心が疲れている証拠です。また、人の目には見えない分、なかなか理解されずにストレスとなり精神的に疾患を起こす場合もあります。
そうなる前に、アロマオイルの効能で、疲労を回復し、倦怠感や不安症の緩和ケアを!
【 お風呂は一日のご褒美タイム 】
① 入浴の前にアロマオイルをお湯に垂らします。
・お風呂では、最低でも15分、できれば30分間入浴するように心がけましょう。
・お風呂で温められながら、アロマオイルで心身ともにリラックスできるので、夜もぐっすり休むことができ、疲労回復に役立ちます。
バスタイムにアロマオイルの効能を活用するには、この方法が一番ポピュラーですが、アロマキャンドルもおすすめ!欧米の方が人気がある方法です。雰囲気を楽しむにも、役立ちます。
【 疲労感におすすめのアロマオイルの効能 】
名前 : ペパーミント
特徴 : ペパーミントの香りは多くのリフレッシュ食品(タブレット)などでも利用されている程メジャーな香りです。清々しい香りに精神的にもリフレッシュしてくれます。
効能 : 敏捷性や集中力を高めてくれるアロマオイルの効能があります。また、倦怠感や無気力を緩和する働きも期待できるため、抑うつに効果的です。
アロマオイルの効能:ダイエット
人間なら誰しも悩む問題がダイエット。「太りにくい人を見ると、羨ましくて仕方がない!」そんな人も多いです。「大好きなものを我慢して、ダイエットしても直ぐに戻ってしまう…」と言うのも、よく聞く話です。
そんな時におすすめのアロマオイルと効能をお伝えします。
【 1日2回のタイミングが重要 】
★ 食事の30分前に香りを嗅ぐ…
・ 食欲を抑える効果
・ 満腹感を与えてくれる効果
★ 寝る前…
・ 鎮静効果で、自律神経を整え安眠効果が期待できます。
・ 質の良い睡眠は太りづらい体質づくりにも役立ちます。
【 ダイエットにおすすめのアロマオイルの効能 】
名前 : ローズマリー
特徴 : 「海のしずく」という意で、ローズマリーと呼ばれます。スッキリとした樟脳の様な香りに似ていて、草木のような強い香りがします。
効能 : アドレナリンの分泌が促され、リパーゼという酵素が活性化します。
このリパーゼには脂肪分解を促す効果があります。神経系に働きかけるのではなく、直接的に効果を発揮してくれる点が魅力です。
アロマオイルの効能:肌のトラブル
美容の最重要課題である肌トラブルですが、その中でも、肌荒れに乾燥肌などは多くの方が抱える問題です。そんな悩みも自分にあったアロマオイルの効能で、改善していけるかもしれません。
ただし、精油一つ一つに個性がありますので、その個性や注意点をよく加味して使用していきたいもの。ぜひ、使用前にはパッチテストを行ってください。
【 肌荒れ改善への二つの方法 】
・ アロマオイルの香りから、脳への働きかけによる改善方法
・ 皮膚より血液を通して摂り込む方法
【 肌トラブルにおすすめのアロマオイルの効能 】
名前 : ゼラニウム
特徴 : ローズに似た甘いフローラル系の香りがします。少しミントを感じる部分もありますが、香りに一旦なれると好んで使うファンが多い香りです。
効能 : ストレスに起因する緊張緩和、不安やイライラを解消し心身の安定を促します。
皮脂分泌調整作用や細胞の活性化作用があり、殺菌作用、血流の改善作用がある為、健康的な肌に導いてくれます。
アロマオイルの効能:体臭
世界的に見ても体臭の少ない民族である日本人にとって、体臭の問題は非常にデリケートな部分です。
海外の方々は体臭を上手く香水と調和させ、とても魅力的な香りを演出していますが、日本人は普通に香水をつけると、調和ではなく香水臭のみが香るので、なかなか使い方が難しい所があります。
そこでアロマオイルの効能を利用した、体臭対策と、おすすめのアロマオイルの効能をお伝えします。
【 手作りデオドラント 】
① 無水エタノール10mlに対し、アロマオイルを3~5滴程垂らしかき混ぜます。
② 精製水40mlを加えます。
③ スプレーボトルなどの容器に入れてよく振って置きます。
④ 使用前にも良く振ってから使用して下さい。
【 体臭におすすめのアロマオイルの効能 】
名前 : サンプレス
特徴 : 森林の中にいるような和やかで透明感のある香りが特徴です。男性化粧品にもよく使用されているアロマオイルです。
効能 : イライラの解消。むくみを改善する働きがあるので、セルライト予防にも期待できます。
汗をかいた後に、体臭予防として使用できます。
いかがでしたでしょうか。以上がおすすめのアロマオイルの効能と、7つの香りです。アロマオイルの効能で、日常の生活が明るく潤いのある、充実したモノになってくれたら、さらに毎日が輝くと言うもの!
但しアロマオイルの効能を使いこなすには、気を付ける点が幾つかあります。それはアロマオイルには毒の作用があるモノもある、という事。これはアロマオイルの効能を享受するなら、常に意識しておいて欲しい事柄です。
精油として抽出したアロマオイルは、多くのものが成分が凝縮されているため、アロマオイルの効能が実感できる反面、刺激も強くなります。多すぎる精油で、新たな肌トラブルや健康トラブルに繋がらないように、適度なバランスで上手に利用していきたいものです。
本記事をきっかけに、本格的にアロマオイルの効能を使いこなして下さい!これであなたもアロマの達人へ一歩前進です。
まとめ
アロマオイルの心身ケアを日常に☆症状で見分ける効能
・肩こりならマジョラムスイートのタオル温湿布を
・冷え性にはオレンジスイートで芳香浴
・花粉症ならカモミールジャーマンを、ハンカチに数滴
・倦怠感をペパーミントのバスタイムで克服!
・ダイエットに挑戦!ローズマリーが大活躍!
・皮脂分を調整するゼラニウムで美肌対策
・体臭を予防するサイプレスのスプレーを作ろう!