アロマポットの活用法☆夏を快適にする7つの香り

アロマポットの活用法☆夏を快適にする7つの香り

アロマの芳香浴を楽しむのなら、アロマポットやアロマディフューザーがおすすめです。精油の香りを空間に漂わせ、香りを楽しむことを芳香浴といいます。精油はそれぞれの植物のよい香りを楽しむだけではなく、嗅覚を介して脳へ情報として伝わると、心身へのよい作用をもたらしてくれます。

アロマポットでポピュラーなのは、キャンドルの炎で芳香を拡散するタイプです。精油は揮発性があるので温めることによって、香りをお部屋に漂わせることができます。キャンドル式のほかには電気で温めるタイプのアロマポットがあり、アロマライトとも呼ばれています。

今回はアロマポットを活用して、夏を快適にする香りをご紹介します。夏は暑さによる夏バテだけでなく、冷房による冷えやむくみ、ホルモンバランスの乱れなど様々な不快な症状を引き起こします。

このような夏の不快な症状をすっきりと快適にするために、アロマポットを活用しましょう。すっきりと清涼感のある香りで夏を爽やかに過ごしてみませんか。

 

アロマポットの活用法☆
夏を快適にする7つの香り

 

ペパーミントでクールダウンしよう

夏におすすめのアロマといえば、ペパーミントが思い浮かびます。ペパーミントはシソ科の植物で、たくさんの種類があるミントの中でも、最もポピュラーです。清涼感のある香りで歯磨きやガムの香料としても有名な植物です。

アロマポットを利用して芳香浴をすることでペパーミントの爽やかな香りが広がり、頭をすっきりさせてリフレッシュ効果が得られます。冷却効果があるので、精製水95ミリリットルに小さじ1の無水エタノールを入れ、ペパーミント精油を5滴ほど加えたボディースプレーを作ると、肌がスーッと冷えるのでおすすめです。

 

ユーカリの殺菌効果を利用しよう

ユーカリはフトモモ科の植物で、古くからオーストラリアの先住民アボリジニたちが、万能薬として用いてきました。周囲の植物の生長を妨げるような物質を分泌して繁殖するほど、生命力の旺盛な植物です。

ユーカリの爽やかですっきりとした香りは、芳香浴で用いると意識をクリアにして集中力を高めてくれます。殺菌作用や抗ウイルス作用があるため、お部屋に香らせることでカビや風邪を防ぐことができます。また、虫除けの効果も期待できるので夏にはぴったりの香りです。エアフレッシュナーを作って持ち歩いても効果的です。

 

ティートゥリーの殺菌力ですっきりしよう

ティートゥリーもユーカリと同じくフトモモ科の植物で、やはりオーストラリア先住民の薬草として古くから使われてきました。7メートルほどまで生長する木で、離れたところでも香りがするのだそうです。しみ通るようなすっきりとした香りがするので、夏場にはぜひ役立てたい香りです。

アロマポットを使ってティトゥリーを香らせることで高いリフレッシュ効果が得られるほか、精神的な落ち込みにも効果があるとされています。ひじょうに高い殺菌力があるので、足浴に使ったりボディスプレーにするのもおすすめです。

 

レモンの爽快感のある香りを楽しもう

柑橘系の精油は爽やかで親しみのある香りなので、老若男女問わず広く好まれます。中でもレモンは爽快感にあふれ、気分を高揚させてくれるほか、リフレッシュ効果も期待できます。他の様々な精油とも相性がよいので、夏におすすめの精油の一つです。

レモンの精油をアロマポットで香らせることによって、お部屋の空気を殺菌・消毒することができます。精神的な疲労や頭痛なども緩和してくれます。エアーフレッシュナーを作って持ち歩くことで、どこでも気軽にリフレッシュすることができます。

 

レモングラスで虫除けしよう

夏といえば蚊やアブなどの虫除け対策も欠かせません。虫除け効果が高い精油にレモングラスがあります。レモングラスはイネ科の植物で、アジアでは食用のハーブとして広く用いられています。インドでは感染症の治療薬として利用されてきたハーブでもあります。

レモングラスを芳香浴に用いると、フレッシュなレモンに似た香りの中にほのかな草の香りがして、たいへん爽やかです。レモングラスの主要成分であるシトラールやシトロネラ―ルには防虫効果があるので、スプレーを作って携帯するとよいでしょう。

 

ローズマリーでリフレッシュしよう

夏におすすめのすっきりとした香りの精油に、ローズマリーがあります。ローズマリーはシソ科のハーブで、固くて細長い葉をたくさんつけます。青い小さな花を咲かせる様子もかわいらしく、人気のあるハーブです。カンファー系のフレッシュな草木の香りが特徴です。

アロマポットを使ってローズマリーを香らせることで、気分がすっきりとクリアになります。精神的な疲労や無気力にも効果がありますし、集中力をアップさせてくれる効果もあります。収れん作用があることでも知られていて、ボディケアに使うとむくみの改善やセルライト対策に効果があります。

 

ジュニパーでむくみを改善しよう

ジュニパーはヒノキ科の針葉樹で、生長すると15メートルほどにもなります。この木は直径5~8ミリほどの小さな黒い実をつけ、ジュニパーベリーと呼ばれます。ジュニパーの精油はこのジュニパーベリーから抽出されたものです。

ジュニパーの精油には利尿作用や発汗作用があり、体内の毒素を排出してくれる効果があります。夏場は冷房で体が冷えてむくみが起こりがちな季節です。むくみをとり新陳代謝を促すジュニパーで、すっきりと浄化しましょう。芳香浴だけでなく、アロマバスやマッサージに使っても効果的です。

 

アロマポットを活用した、おすすめの夏の香りはいかがでしたか。夏は心身の不調が起こりやすい季節ですので、アロマテラピーを生活に活用することによって少しでも爽やかで、快適に過ごしたいものです。アロマポットやアロマディフューザーを活用した芳香浴は、誰でも手軽にアロマの芳香浴を楽しむことができるのでとても便利です。

夏に活躍してくれる精油は爽快感のある香りで、気分よくリフレッシュすることができるものばかりです。ユーカリやティートゥリーのように殺菌・消臭効果の高い精油を上手に活用することによって、菌の繁殖しやすい季節を清潔に過ごすことができます。

また親しみやすくて爽やかな柑橘系の香りは、ご紹介したレモン以外にもグレープフルーツやベルガモットなどもおすすめです。ご紹介した様々な精油を上手に組み合わせて、夏を心地よく過ごすことを心がけましょう。

 

まとめ

アロマポットを活用して夏を快適にする7つの香り

・ペパーミントの爽やかな香りで、クールダウン
・ユーカリの芳香浴は意識をクリアにする
・ティートゥリーは精神的な落ち込みにも効果大
・レモンの爽快感は精神的な疲労や頭痛を緩和
・レモングラスを持ち歩いて虫除け効果
・ローズマリーの芳香浴で無気力を改善してやる気アップ!
・ジュニパーはアロマバスやマッサージで、むくみ改善


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