アロマテラピーを使って、ストレスや体の不調を毎日手軽にケアできたら、便利ですよね。精油とは何かを理解することによって、誰でも自宅でアロマテラピーのセルフケアができるのです。
精油とは、アロマテラピーには欠かせない、エッセンシャルオイルとも呼ばれている植物由来の成分。中には、合成成分で出来ている安価なものもありますが、合成成分のものは、体に害になる成分が入ってる為、できれば少し高くても植物性の精油を選ぶことをおススメします。
アロマ=芳香と中には考えてる方もいますが、他にも効果はいろいろあり、病気や外傷の治療、予防、心身の健康まで期待できるのが魅力!精油の効能や効果による種類を知って、上手に使いこなしたいですよね。
そこで今回は、それぞれの効能や効果を、自宅でのアロマテラピーに役立つ精油をピックアップしていくつかお伝えします。
アロマテラピーで心身ケア☆
ストレスフルな毎日に効く精油
精油の基本の効果とは
アロマテラピーと聞くと一般的には心へのケアをイメージしますが、それだけではありません。
【 体にも効果的なアロマテラピー 】
■ 病気、外傷、風邪の予防もアロマテラピーで可能。インフルエンザに関しては予防だけではなく、今ではインフルエンザの症状を緩和させる効果まであるのです。
・ さらに、アロマテラピーは殺菌や抗菌にも適しており、肌の質を整えたり、血行促進にも効果も…。
ただし、100%天然の精油でも、たまにアレルギー反応が出てしまう事もあるので注意が必要です。
アロマテラピー、インテリア以外の使用方法
アロマテラピーは一般的に、お部屋の中でお香として使用するものですが、他にも使い方はいろいろあります。
【 さまざまな、アロマテラピーの方法 】
・ ディフューザーなどで、香りを吸入。
・ 体に塗り血行促進マッサージ!
・ アロマオイルを体の気になる所に、塗り掴むようにマッサージをしてダイエット。
・ バスオイルとして、浴槽の中に数滴垂らしてリラックス。
・ 温湿布に垂らして、痛みを緩和したりする事も可能!
薬を飲むのが苦手だったり、車の運転があるから薬を飲むのに抵抗がある方にもおススメできるのが、アロマテラピーによる療法なのです。
精油に多く使われている種類
【 アロマテラピーにおすすめの精油一覧 】
・ ウィキョウ〔薬に臭いや味をつける〕
・ オレンジ〔ストレス、便秘、食欲増進、腹痛〕
・ クラリセージ〔緊張やプレッシャーを沈める、気分が沈んだ時〕
・ ケイヒ〔気管支炎、咳、風邪、インフルエンザ、胃腸炎、血行促進〕
・ タイム〔記憶を高める、消火器の不調〕
・ チョウジ〔加湿作用があり体を温めてくれます、消化促進作用〕
・ ペパーミント〔集中力アップ、頭痛、筋肉痛、生理痛、二日酔い〕
・ マジョラム〔不安、鎮痛、筋肉の凝り、高血圧、咳、喘息〕
・ ユーカリ〔呼吸器系に優れる、風邪、咽頭炎、副鼻腔炎、花粉症〕
・ ラベンダー〔自律神経のバランス、不眠、頭痛、胃痛、月経痛、抗炎症、鎮痛、消毒、軽い火傷〕
・ レモン〔リフレッシュ、抗菌殺菌作用が高い〕
・ バラ〔心身ヒーリング、美肌、ホルモンバランス〕
・ ローズマリー〔無気力や憂鬱な気分を無くす、心臓の心拍を強める、脳の血流量を増やす、集中力アップ〕
…などがあります。
お医者さんも認めている効果や効能
前項で少しお伝えしたインフルエンザの予防や症状の緩和。天然由来のアロマテラピーと言う「家庭の医学」で、インフルエンザに対処できるのは嬉しいもの。ここでは、お医者様が認めたインフルエンザなどに効果を発揮する精油をお伝えします。
【 アロマテラピーでインフル撃退! 】
★ シナモン・ユーカリ・ローズマリー・パインの4種類!
・ 臭いがきついものはあまり嗅ぎたく無いですが、どれも良い臭いで症状が薄れたら最高!この4種類がインフルエンザの時にインフル菌を撃退してくれます。
これらの精油のアロマテラピーは、インフルエンザだけではなく、風邪症状や咳にも効果的。ただ、症状が全て完璧に良くなるわけではないので、アロマテラピーだけに頼らず、検査を受けるなど、病院で医師の指導をあおいでください。
心身ケアーに用いる精油のアロマテラピー
ここまで風邪などの症状に効く精油をお伝えしましたが、ストレスへの効能こそ、アロマテラピーの本髄!薬理作用〔植物療法〕を利用した、心身の病気を治療するアロマテラピーはとてもパワフル。
【 アロマテラピーでストレス軽減! 】
★ ペパーミントやラベンダーはストレスを軽減や炎症を抑えるのに最適!
・ ただ、まだ医療効果の許可は下りていないのが現状で、取り扱い項目はあくまでもボディーケア用品になっています。
それでも、ストレスフルな日々に、ペパーミントやラベンダーでのアロマテラピーを取り入れる人々はたくさん!医療効果として認められるようになれば、もっと需要が増えると期待している人々も多くいます。
人気のアロマテラピーに使う精油とは
現在人気のアロマテラピーの精油はズバリ、ローズオイル!ただし、ローズ精油を1滴作るのにローズが60本も必要な効果な精油でもあります。1kgではローズ6000本の換算になると言うから驚きです。
精油には高いものも多くありますが、このような事情を聞くと納得する人も多いのではないでしょうか。
【 最初のアロマテラピーに使う精油なら、ラベンダー 】
★ その他、一番人気の定番アロマオイルはラベンダー。
・ アロマテラピーのなかでも、心身のためのセラピー目的で使われる事が多く、堂々の1位!
乾燥肌や、美肌といった肌向けにブレンドして手ごろな価格で売っているのが、最近のトレンドです。
いかがでしたでしょうか、今回はアロマテラピーでストレスを緩和させる方法や、効能をお伝えしました。アロマはいろいろな効果や効能がありますが、全部が自然から出来ている自然の恵み。
樹木系のアロマテラピーには、実際にアロマにするために木を伐採しすぎて、森や森林が無くなっていき、深刻な問題にもなっている…、などの課題もあります。けれども植物由来のアロマオイル…、つまりバラやユーカリなどは生産してるので、なくなるという事はありません。
まずは香りが好きな精油から、その効能や効果を調べて取り入れ、少しずつアロマテラピーを活用し始めてはいかがでしょうか。
せっかくならお手ごろな値段の精油で、気分に合わせて使い分けながら、アロマテラピーを楽しみたいもの。玄関やお部屋、お風呂と場所によって変えるなどして活用しましょう!
まとめ
アロマテラピーで試したい精油
・風邪やインフルエンザの予防や緩和もできる
・バスオイルやマッサージなどの活用法もある
・ユーカリで風邪予防など、症状や目的に合った精油を選ぶ
・ローズマリーやシナモンなどはインフルエンザにも効く
・ペパーミントはストレス軽減にも多く用いられる
・人気の精油はローズとラベンダー