アロマの資格が役立つ!人気の癒しと美容、7つの職種

アロマの資格が役立つ!人気の癒しと美容、7つの職種

アロマテラピーは植物の香りが持っている力を活用して、心身を癒す療法です。自分の生活にアロマを取り入れ芳香浴でリラックスしたり、オリジナルの化粧品を作ったり、マッサージをしたりと楽しまれている方はたくさんいます。魅力を知っていくほど、より知識を深めて仕事につなげたいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

日本にはいくつかのアロマの団体があり、それぞれに専門の資格を取ることができます。日本アロマ環境協会(AEAJ)や日本アロマコーディネーター協会(JAA)、ナード・アロマテラピー協会といった団体が有名です。

正しい知識や安全な使用法を知り、知識を深めていくにはこれらの団体のアロマの資格を基準にステップアップすることをおすすめします。

今回はアロマの資格を活かすことのできる人気の職種をご紹介します。資格を活かして働いている方たちは、どのような形態で仕事をしているのでしょうか。アロマは専門職以外にも幅広い分野で役立てることができます。ここではアロマの資格を癒しの分野で役立てているケースをご紹介します。

 

アロマの資格が役立つ!
人気の7つの癒しの職種

 

アドバイザーを目指そう

アロマの資格制度は、まず基礎的な知識を習得して、自分や身のまわりの人のために活かすことから始まります。次にプロとして販売に携わったり、安全に指導できる能力を認める資格として、アロマテラピーアドバイザーがあります。

団体によっては、アロマテラピーコーディネーターという呼び方をする場合もあります。インストラクターやセラピストといった専門職の資格は、アドバイザー資格を取得後の上位資格となっています。

アドバイザーの資格を活かした職業には、アロマショップの販売員があります。資格がなくても販売することはできますが、資格があることにより説得力をもってお客様に商品をおすすめすることができます。

 

インストラクターを目指そう

アロマインストラクターを目指すのであれば、インストラクター資格の取得を目指しましょう。これはプロとしてアロマテラピー教育を行う能力があることを認める資格です。アドバイザーに比べて知識量がぐっと増えるため、合格の難易度もかなり上がります。

アロマのインストラクターにはアロマスクールの専任講師のほかに、フリーの講師がいます。自宅で教室を開いている場合もありますし、複数のスクールやカルチャーセンターと契約している場合もあります。

 

アロマセラピストを目指そう

一般の方々にアロマトリートメントやコンサルテーションを提供できる資格がアロマセラピストです。知識を問う学科試験のほかに、ボディートリートメントの実技試験やカルテ審査などがあります。アロマセラピストはクライアントの体を見て直接触れる職業ですので、より幅広い解剖生理学の知識やコンサルテーション能力が必要とされます。

アロマセラピストとしてトリートメントをしている人の中には、社員として雇用されているケースと、個人でサロンを開業するケースがあります。

 

メディカルアロマセラピストを目指そう

これまで紹介してきたアロマの資格はリラクゼーションを目的としたものでしたが、メディカルに特化した資格としてメディカルアロマセラピストがあります。日本アロマセラピー統合医学協会などに認定資格があります。

ただし、医療機関で患者に精油を使ったトリートメントをするには医師や看護師の資格も必要となります。将来的には医療機関でアロマが普及し、専門職としてのメディカルアロマセラピストの需要が増えていく可能性があります。医療の現場でアロマセラピストとして活躍したい方にはおすすめの職種です。

 

心理アロマカウンセラーを目指そう

アロマの心理面への効果を利用して、個人個人の悩みを解消する手助けをするのが心理アロマの分野です。日本アロマセラピー統合医学協会には、アロマを用いた心理カウンセラーの資格があります。

心理学の基礎となるコミュニケーションスキルや心理学の考え方を学びながら、同時にアロマが心にどのように働きかけるのかを学んでいきます。心理アロマカウンセラーはアロマ心理学を使って、香りによって不調をケアする職業です。心療内科などの医療機関、企業や学校のカウンセリングルームなどで働くケースがあるほか、独立開業するという方法もあります。

 

チャイルドケアコーディネーターを目指そう

JAAにはチャイルドケアの資格制度があります。チャイルドケアとはアロマやハーブなど自然療法を取り入れた、子どもと親向けのホームケアのことです。もともとは海外の幼稚園・保育園で取り入れられていたものです。

チャイルドケアコーディネーターは赤ちゃんから小学校低学年までの子どもと親を対象に、心身のケアを行います。ベビーシッターや保育士の方のステップアップに、母子を対象としたセミナーの講師として、産婦人科や助産院のケアスタッフなどの活躍の場があります。

 

ペットアロマセラピストを目指そう

精油を使ったペットへのケアの資格に、ペットアロマセラピストがあります。日本アロマセラピー統合医学協会の認定資格です。身近な方やペットへのケアアドバイスができるようになるほか、かわいいペットのホームケアやセラピーができるようになります。

この資格は、ペットに関わる仕事をしている方のステップアップとして活用することができます。ペットアロマセラピストとして、ドッグカフェやペットサロンで働くほか、ホームサロンを開くことも可能です。

 

アロマの資格を活かした様々な職業はいかがでしたか。ベーシックなアロマの資格はアドバイザー、インストラクター、セラピストの3つです。アロマの勉強をしている多くの人は、これらいずれかの資格の取得を目指していることでしょう。

癒しの業界は多様で、セラピスト一つとってもボディケア、フェイスケア、ハンドケア、フットケア、アーユルヴェーダ、リフレクソロジーなど広くアロマの知識を活用する場があります。整体治療院や鍼灸院などでアロマトリートメントを取り入れているところもあります。

これから発展していく可能性がある分野としては、医療や介護の現場があります。メディカルアロマについて本文でご紹介しましたが、音楽療法とアロマテラピーを組み合わせたり、リハビリテーションを手助けする作業療法にアロマを取り入れる試みもあります。

このようにアロマの可能性はどんどん広がっています。アロマの知識や技術を活かして、香りの持つ素晴らしい効果や魅力を広めていきましょう。

 

まとめ

アロマの資格を生かして活躍できる職業とは

・アロマのお店で販売員としてアドバイス
・アロマの学校でインストラクターを目指す
・アロマセラピストとして独立開業!
・看護師資格とともに、メディカルアロマセラピスト
・心理学の資格とともに、心理アロマカウンセラー
・チャイルドケアコーディネーターで親子や子ども達を支援
・ペット業界なら、ペットアロマセラピストでステップアップ


連記事
タイトルとURLをコピーしました