ハーブの種類の基礎知識☆料理に役立つおススメ7選

ハーブの種類の基礎知識☆料理に役立つおススメ7選

私たちの暮らしに役立つハーブの種類には、様々なものがあります。誰でも知っているような有名なハーブから日本ではそれほど知られていないものまで、たくさんのハーブの種類があり、生活を豊かに彩ってくれます。

ハーブには活用方法がたくさんがあり、美容やアロマ、ハウスキーピングなどで使われているハーブの種類もありますが、特に今回は料理に役立つハーブの種類を中心にお伝えしていきます。ハーブは料理の風味づけとしてだけでなく、肉料理や魚料理の臭み消しとして、また様々な薬効のために活用されてきました。

ヨーロッパでは古くから料理にハーブを使うことによって、味や香りを楽しんだり、食べ物を保存したりと役立てられ、現代ではハーブは料理に欠かせないものとなっています。

多くのハーブの種類を知って、料理に役立てられるようになれたら素敵ですね。今までの料理にちょっとハーブをプラスするだけで、風味豊かでおしゃれな雰囲気を添えることができるのです。それでは、代表的な7つのハーブの種類を中心にお伝えします。

 

ハーブの種類の基礎知識☆
料理に役立つおススメ7選

 

ルッコラでイタリア料理を楽しもう

イタリア料理を代表するハーブともいえるルッコラは・・・

・パスタにサラダにピザに、大活躍してくれます。
・レタスのような葉もの野菜と同じように使うことができるので、たいへん便利です。
・葉はやや肉厚で切れ込みが入っており、クレソンを思わせるような辛みが特徴です。

ルッコラはビタミンCやEが豊富ですので、美容にもよい効果が期待できます。またベータカロテンも摂ることができます。コンテナ栽培にも向いているので、自分で育てたフレッシュなルッコラを料理に活かしても素敵です。

 

ローリエで幅広く香りを楽しもう

ローリエは地中海原産の月桂樹の葉で、ローレルやベイリーフとも呼ばれています。料理に使われるハーブの種類のうちでも、最もポピュラーなものの一つです。月桂樹の葉は古代ローマやギリシャの時代に、勝利をたたえて贈られる冠として使われていました。

ローリエは一般的に、乾燥した葉をハーブとして使用します。

・タイムやパセリ、セロリなどと組み合わせたブーケガルニがおススメです。
・肉料理や魚料理の臭み消しにしたりと、幅広く活躍してくれます。
・様々なシチュー、スープの香りづけに使うこともできて万能なハーブです。

 

ローズマリーをフレッシュでもドライでも楽しもう

別名を「若返りのハーブ」ともいうローズマリーは、古来より老化防止の薬草として用いられてきました。松の葉に似た葉が特徴的ですが、種類としてはシソ科の常緑小低木です。淡い紫、ピンク、白の可憐な花をつけるところも魅力的です。

ヨーロッパではセージ、タイムと並んで、3大ハーブの一つとされてきたハーブの種類が、ローズマリーで、フレッシュハーブでもドライハーブでも使うことができます。

ローズマリーは・・・

・料理の香りづけ、臭み消しとして活躍してくれます。
・煮込み料理には枝先全体を使用します。
・ひき肉などと混ぜる場合は葉のみを使用します。

 

セージで肉料理や野菜料理を楽しもう

料理で万能なハーブの種類といえば、セージを忘れてはいけません。

セージの葉には強い香りがあるため・・・

・フレッシュハーブ、ドライハーブのいずれも肉料理の臭み消しとして使われています。
・油っぽさを抑えてくれる効果が重宝されています。

セージの葉はハーブの種類のなかでも、ハーブティーとしても知られ、消化促進、疲労回復、更年期の諸症状の改善に効果があると言われています。セージには驚くほどたくさんの種類がありますが、代表的なものはコモンセージです。ほかにもトリカラーセージ、ゴールデンセージなどがあります。

 

タイムのすっきりした香りを楽しもう

タイムはすっきりとした香りを持つシソ科のハーブの種類で、古くからヨーロッパで親しまれてきました。

タイムは・・・

・ブーケガルニにも欠かせない香草です。
(ブーケガルニとは、数種類のハーブを束にしたもので、煮込み料理に使われます。)
・フレッシュ、ドライのいずれも料理で使うことができます。
・タイムの種類によってはケーキや焼き菓子でも利用されています。

ハーブの種類のなかでも、タイムには消炎や殺菌作用などの効果が知られています。ほろ苦くてスパイシーなコモンタイムが代表的ですが、レモンやオレンジのような香りのするタイムもあり、焼き菓子やケーキによく合います。ハーブティーにすれば、消化促進の効果があります。

 

チャイブでほのかなネギの風味を楽しもう

洋食で使われる上品なあさつきにに似たハーブの種類がチャイブです。日本でも「エゾネギ」と呼ばれ、北海道や本州の北部に自生しています。あさつきよりも上品でマイルドな風味で、様々な料理に活用することができます。

チャイブは・・・

・フランス料理ではフィーヌゼルブに使います。
(チャイブ、チャービル、パセリ、タラゴンのハーブの種類を組み合わせたものです。)
・フィーヌゼルブはソースやドレッシング、オムレツなどに加えて香りを楽しみます。
・ネギに似ているので、和食と組み合わせても相性よく仕上がり便利です。
・薬味としてお吸い物に散らしてもよいでしょう。

 

コリアンダーでエスニック料理を楽しもう

数あるハーブの種類の中でも、独特な香りで人気が高いのがコリアンダーです。アジア圏では広く愛されているハーブの種類であり、中国ではシャンツァイ(香菜)、タイではパクチーと呼ばれています。ドライハーブとしても用いられますが、フレッシュハーブの方が香りをより楽しむことができます。

コリアンダーは・・・

・出来上がった料理の最後にプラスすると、コリアンダー独特の風味が一層引き立ちます。
・唐辛子やニンニクなどのスパイスとの相性がよいです。
・レモンやライムなどの柑橘類にもよく合います。

 

いかがでしたか。ここまで、料理に役立つハーブの種類をお伝えしてきました。このほかにもたくさんのハーブの種類がありますが、中でも代表的でハーブ料理初心者でも比較的簡単に多くの料理に役立てられるものを7つ選んでみました。

料理を作ったり食べたりするのももちろん楽しいのですが、特に今回お伝えしたハーブの種類はキッチンハーブとして手軽に育てられる特徴を持っています。摘みたてのフレッシュなハーブはドライにはない豊かな風味があり、ほんの少し料理に加えるだけで味に深みが出ます。今回お伝えしたハーブの種類を中心に、ハーブを上手に使いこなす事ができれば、生活に彩りを添えられるでしょう。

ハーブは美味しさだけではなく、ハーブの種類それぞれに体や心に嬉しい効果があります。あなたの健康で豊かな暮らしを手助けしてくれるハーブに、ぜひ親しんでみてくださいね。

 

まとめ

毎日の料理に手軽に使える、7つのハーブの種類とは

・イタリア料理を本格的にしたいなら、ルッコラ
・ローリエは幅広い料理に活躍する、万能ハーブ
・ローズマリーなら、フレッシュでもドライでも活用できる
・セージなら臭み消しや油っぽさを抑えてくれる
・タイムのすっきりした香りは、ブーケガルニで活躍
・チャイブは日本のネギの役割、最後にふりかけて
・エスニック料理を楽しむなら、コリアンダー


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