観葉植物のインテリア✩生活スタイルに合わせて選ぶコツ

部屋に観葉植物のインテリアが一つあると、どことなく穏やかな癒しの空間が広がります。観葉植物のインテリアは目にも美しいものですが、人の心と体を癒してくれる存在でもあります。

そんな観葉植物は種類も豊富で形状も様々です。室内インテリアでもどこに置くか、部屋自体の大きさに合わせて、見合った観葉植物を探すと、選びやすいです。人気の室内大型のパキラやベンジャミン、中型ではセロームやサンスペリアもおしゃれです。

「家にはそんなスペースはない!」と言う家庭でも、卓上の小型観葉植物があります。ポトスやミニモンステラ・ミニマなどが、それに当たります。

そこで今回は、あなたにぴったりの観葉植物を、生活スタイルに合わせて選ぶコツをお伝えします。たくさんの観葉植物を見て探すのも大切なことですが、ライフスタイルから好みの観葉植物を検討すると、よりお気に入りのものが見つかります。

 

観葉植物のインテリア✩
生活スタイルに合わせて選ぶコツ

 

ナチュラルスタイルにあう観葉植物

まずはじめに、ナチュラルな木目のインテリアに象徴されるような、明るい色調の部屋にあう観葉植物をご提案します。さっぱりと、明るい印象を保持できるような、観葉植物がおすすめです。

★ さっぱりとした印象には、比較的葉の大きなものを選びます。

・ 大きな葉の観葉植物の代表、「モンステラ」
・ 大きな葉なら、「ウンベラーダ」も。

【配置するポイント】

★ 部屋の動線から少し外したところに位置することです。

・ テレビボードの横に配置する。
さりげなく目にグリーンが入ってくることで、ナチュラル感を演出することができます。

また出窓がある場合や、明るい採光のとれる窓がある場合は、窓辺の端に配置すると、部屋から外へと続く緑が連想され、ナチュラルな部屋を一層引き立てることができます。他にはベッドサイドなどもいいでしょう。

モンステラやウンベラーダは、温度の安定した室内であれば比較的育てやすく、枯れ葉の手入れも楽なところもまた魅力的です。

 

スタイリッシュな部屋にあう観葉植物

ホワイトを基調とした内装、ブラックやスチール製のインテリアなど、スタイリッシュなスタイルが好みの方には、多肉科の観葉植物がおすすめです。

★ スタイリッシュな部屋に馴染む観葉植物 

・ 鉢の形にすっきりとまとまるスタイル
・ ぷっくり膨れた葉の、多肉科の観葉植物

部屋全体のトーンが白または黒、グレーなどで統一されている場合は、観葉植物の鉢の色にこだわっても良いでしょう。異色のものを置くことで、部屋がお洒落に引き立てられます。

★ 特におすすめの観葉植物は、ペペロミアです。

水揚げが簡単な点と愛らしい姿がおすすめのポイントです。

独り暮らしの男性の場合も、スタイリッシュになりすぎて部屋が殺風景になつをてしまうことがありますので、こうした観葉植物によって温かみのある空間を取り入れていくとよいでしょう。

 

カントリースタイルにあう観葉植物

まるで古き良き時代のアメリカを思わせるような、カントリースタイルを目指す場合は、観葉植物にもひと味工夫をこらしてみると良いでしょう。既出したナチュラルスタイルにあう観葉植物とは、反対のタイプの観葉植物を選びます。

★ 比較的葉の小さいものがおすすめです。

モンステラのように個性的な葉をもつものですと、せっかくのカントリー風のユニークさを打ち消してしまう可能性もあります。ですから、あまり個性を主張しない葉の形状をしたものを選んでください。

★ カントリースタイルに馴染む観葉植物

・ シッサスやワイヤープランツなど。

愛らしくアレンジしやすい観葉植物としておすすめです。星形やハート型の葉をもつものもありますから、細かなところまで一つひとつこだわってみると、アレンジも楽しくなります。

カントリー調の鉢に入れ、ハンギングにして壁からつるすと素敵です。ここでどんな鉢に入れるかがこだわりポイントです。テーブルクロスの色や柄にあわせたり、カーテンにあわせてコーディネートするとよいでしょう。

 

モダンな生活スタイルにあう観葉植物

モデムルームを思わせるような、高級感の漂うモダンスタイルを目指すなら、観葉植物もひと味違うものをセレクトする事がポイントです。

★ 観葉植物には、仕立て物という種類があります。

まだ幹が小さい頃から、幹を少しずつねじ曲げて形成したものです。一本ずつデザインは異なり、時間をかけて形作られた重量感がどことなく、高級な装いをもたらします

★ モダンスタイルに馴染む仕立て物

・ 網目状に幹を絡ませたドラセナ
女性的な美しさで、モダンスタイルの空間をより豪華に美的に演出してくれます。

・ ユッカ
シックな落ち着きで、大人モダンなスタイルを引き出します。

こうした仕立て物の観葉植物は、価格的には高価になりますが、鉢もセットになって販売されているケースも多くあります。好みにあうかどうかは別の問題になりますが、単体で購入すると非常に高価な鉢が、植物に込みのお値段で購入することもできます。

百貨店や鉢物を扱うインテリア店や、生花店などを巡って、好みの観葉植物を探してみてください。こうした仕立て物の観葉植物は、長く持ちますので、ある程度時間をかけて探し、理想的なイメージを作っておくのがおすすめです。

 

多忙な方にとつておきの観葉植物

部屋に観葉植物を置きたいけれど、どうにも忙しくて世話をする時間がとれないという方もいるでしょう。そんな方にも朗報です。お手入れいらずで、いつでも美しい観葉植物を楽しむことが出来る方法が、2つあります

★ お手入れ要らずの方法、その1

・ 思いきって手入れの必要がない造花の観葉植物を置くという方法です。

最近では造花といっても、本物さながらにつくられた観葉植物も多く、部屋に置いても安っぽくはならないでしょう。

無理して本物を購入しても、世話ができずに枯らしてしまうのでは元も子もありません。また造花には光触媒によるものもあり、マイナスイオンを発生させたり、芳香のある観葉植物もあります。マイナスイオンで多忙いな毎日を癒すのもよいでしょう。

★お手入れ要らずの方法、その2

・ レンタルという方法です。

主に店舗用のシステムですが、定期的に観葉植物を交換しメンテナンスしてくれるので、いつでも手間いらずでたのしむことができます。

 

いかがでしたでしょうか。憧れの暮らし5つの生活スタイルにあわせた、観葉植物の選びかたとおすすめの種類をお伝えしました。観葉植物はただ目に美しいだけではなく、日常の空間に癒しをもたらしてくれます。

おしゃれな一戸建てや広いリビングの空間に、観葉植物は潤いを与え大活躍しますが、実はいろいろな暮らしに馴染むのが、観葉植物でもあります。最近では若い一人暮らし世代の、ワンルームで、小型の観葉植物が人気です。少し前に流行った「サボテン」の流れです。

それも面白い点が「トイレに観葉植物」が注目されているというところ。風水などの理由から、水が溜まり邪気を吸いやすいトイレに、緑を入れることで吹き飛ばす!と人気なのです。さらに、トイレの手洗い部分に、アイビーやハイドロカルチャーなど、様々なグリーンを施して楽しむ人々が増えています。

そんな観葉植物をあなたの理想のライフスタイルにあわせて取り入れてください。きっと素敵な空間があなたを癒してくれるはずです。

 

まとめ

あらゆる暮らしに寄り添う、癒しを与える観葉植物

・ナチュラルスタイルにあう、葉の大きなモンステラ
・スタイリッシュなスタイルにあうペペロミアや、その他の多肉植物
・カントリースタイルにはワイヤープランツなどの、葉の小さい植物
・モダンな生活スタイルには、ドラセナなどの仕立て物の植物
・多忙な暮らしには、精巧な造花植物や観葉植物のレンタル


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