プランターで家庭菜園!美味しいきゅうりの育て方


カリッとした食感と、みずみずしさがさっぱり美味しい、きゅうりの育て方をマスターして、自宅のプランターで栽培出来たら、素敵ですよね。きゅうりには、むくみ解消効果や、脂肪分解作用がある為「美容に良い」とも言われていますので、積極的に摂り入れたい野菜のうちの一つではないでしょうか。

きゅうりは、根を広く張る性質がありますので、大きくて底が深いプランターを用意して栽培をスタートすれば、スピーディーに収穫する事が可能です。「簡単に美味しいきゅうりを作れるならば、やってみたい!」と、思いますよね。

そこで今回は、手軽なプランターで出来る、美味しいきゅうりの育て方をお伝えします。きゅうりの育て方はとてもシンプルで、手間も掛かりませんので、「今まで、野菜を作った事が無い…」という方も、ぜひご覧ください。

底が深い、60㎝ほどの大型プランターを用意しよう

きゅうりの育て方に必要な物は、以下の通りです。

・きゅうりの苗
・プランター
・野菜用の培養土(市販の物でOK)
・支柱

きゅうりは種も販売されていますが、苗にするまでの時間や手間がかかってしまいますので、苗を買って育てる方が、スピーディーに収穫出来ますし、初めてきゅうりの育て方を実践する方にもピッタリです。

根を広く張る性質ですので、60㎝サイズほどのプランターで、底が深い物を使う事が、きゅうりの育て方のポイントです。また、強風対策用に、長さ180㎝程の支柱が3本あると便利ですので、合わせて用意しておくと安心です。

 

大型プランターで2株植える場合は、株間を40㎝程あけて植えよう

きゅうりの苗は、5月に植えましょう。きゅうりの育て方は、以下の通りです。

1. プランターの淵から3㎝程まで、培養土を入れる。

2. 根鉢より、少し大きめの植穴を掘る。

3. 苗をポットから取り出し、根を少しだけほぐしてから、植穴に植える。

4. 株元に土を被せる。

きゅうりをプランターで育てる場合、大型の物であれば、同時に2株植えて育てる事が出来ます。その際は、株間を40㎝程あけるようにしましょう。

乾燥を嫌う性質の為、土が乾かない程度に水を与える事が、美味しいきゅうりの育て方の秘訣となります。また、2週間に1度、固形肥料、または液体肥料を与える事も、きゅうりの生長を促す作業となります。

苗を植えたら、同時に強風対策用の支柱立ても行いましょう。3本の支柱を等間隔で立てておけばOKです。その後、ツルが伸びてきたら、絡ませて固定します。
 

うどんこ病や、ウリハムシなどの被害から苗を守ろう

美味しいきゅうりの育て方において、病害虫対策も大切な作業となります。

きゅうりは、蒸し暑くなる夏場に、うどんこ病という病気にかかる可能性がある野菜です。うどんこ病は、葉の光合成を妨げて、きゅうりの生長を止めて危険性がありますので、葉に白い斑点が付いている事を発見したら、すぐに葉を取り除きましょう。

また、きゅうりは、アブラムシや、葉を食べつくしてしまうウリハムシという害虫の被害にも、遭いやすい植物です。こちらも、早期発見・早期駆除が大切ですが、美味しいきゅうりを作りたい人にとっては、害虫の被害は最小限に留めたいものの、薬剤を使う事に抵抗感があるのではないでしょうか。

殺虫剤を使いたくない場合は、あらかじめきゅうりの苗に、防虫用のシートを張っておくと良いでしょう。

 

最初の実はあえて取り除き、その後の収穫量を増やそう

きゅうりの育て方を順調に実行出来ていれば、植え付けから約一ヵ月後に、黄色い花が咲きます。

その後、約10日で最初の果実が成ります。実が成ると、「無事に実が成って良かった、嬉しい!」と感じますよね。しかし、ここで収穫するのではなく、最初の実に関しては、あえて取り除いてしまう事がポイントなのです。

最初の実をカットして取り除く事で、きゅうりの生長をさらに促し、収穫量を増やす事が出来ます。逆にそのまま放置してしまうと、その実に養分が全て行ってしまい、その後の実が成りにくくなってしまいますので、早いうちに取ってしまった方が良いのです。

苗が成長し、20㎝ほどのきゅうりが成ったら、収穫が可能です。きゅうりはその後もどんどんと成長し、太く大きくなりますが、放っておくと、鮮度が落ちたり、株を弱らせる原因となってしまいますので、タイミングを見計らい、適度な大きさになった時点で収穫をするようにしましょう。

 

今回は、プランターで出来る、美味しいきゅうりの育て方について、お伝えしました。「用意する物が少ないし、きゅうりの育て方って、こんなに簡単だったんだ!」と、意外に感じたのではないでしょうか。

美味しいきゅうりの育て方におけるポイントは、苗を十分に成長させる事です。その為には、支柱立てをして、丈夫な茎を育てたり、最初の実を早めに取り除く事で、その後の収穫量を増やす事が可能になるのです。乾燥に弱い性質ですので、毎日こまめに様子を見て、水を切らさないように注意しましょう。

自分で作ったきゅうりを料理に使う事が出来たら、味わい深く達成感もひとしおですよね。今回の記事を読み、「やってみたい!」と感じたら、ぜひ今回お伝えしたきゅうりの育て方を実践してみてください。


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