ラベンダーオイルで女子力を上げる使い方

ラベンダーとオイルのイメージ
ラベンダーオイルはリラックス作用のある精油としてよく知られていますね。しかし、ラベンダーオイルの特徴はリラックス効果だけではなく、鎮痛作用や免疫力アップ、皮膚トラブルの治療にも有効なので幅広い使い方ができる精油として重宝されています。

中でも女性の悩みに多い月経の悩みや肌の悩みにもアプローチできる精油で香りもきつすぎないフローラルな香りのため身に纏う香りとしても女性にぴったり。その為、ラベンダーオイルは女性であれば持っておきたい精油の一つと言えます。

ラベンダーオイルは初心者にも使いやすい精油と言われているので持っている人も多いですが、女子力を上げるために役立つ効果を幾つも持つラベンダーオイルをリラックス効果を得る為に焚いているだけでは勿体無いですから、ラベンダーオイルの持つ効能を知って効果的に使いましょう。そこで今回はラベンダーオイルで女子力を上げる使い方についてお伝えします。

ラベンダーオイルの香りで女性らしさをアップ

ラベンダーオイルと呼ばれる精油は複数種類あり、中でもスパイク・ラベンダーやフレンチ・ラベンダー、ラバンジンや真正ラベンダー(トゥルーラベンダー)といった代表的な種類が幾つかありますが、ラベンダーオイルと言えば最も安全で高品質な真正ラベンダーのことを指している場合がほとんど。

真正ラベンダー以外のラベンダーオイルは刺激が強く希釈が必要なため肌への使用は向いていませんが、肌への刺激が少ない真正ラベンダーなら局所的であれば直接肌に付けても問題ないので、芳香浴以外にもマッサージや化粧水、皮膚炎の応急処置など肌に塗布することを目的として使う場合は真正ラベンダーと記載されているラベンダーオイルを選びましょう。

ただ芳香を楽しむのであれば、ラベンダーの種類によって香りの質が少しずつ違うので好みの香りのラベンダーオイルを選びましょう。ラベンダーの香りには防虫効果があるので、重曹にラベンダーオイルを垂らしてガーゼや巾着で包み洋服ダンスやクローゼットに忍ばせておけば大切な衣服を守ってくれる上に、着用の際に自然なラベンダーの良い香りを身に纏うことが出来ます。

香水と違うラベンダーオイルの自然で柔らかな花の香りは女性らしさがあり、年齢、性別問わず好感度が高いので身に纏うだけで簡単に女子力を底上げしてくれますよ。

 

毎日のリラックスタイムにラベンダーオイルを使おう

気持ちが荒れていたり体が疲れているとバスタイムを適当に済ませてしまいがちですが、湯船やお湯を張った桶に数滴垂らしてバスルームに香りを満たせばラベンダーオイルの鎮静作用が気持ちのバランスを整えてくれるので心が落ち着き、じっくりと体をケアするゆとりが出来ます。

また、ラベンダーオイルは安眠効果も高いので入眠前に使えば綺麗なお肌でいるために大切な睡眠の質も上げてくれますよ。その時、オイルを焚くのも良いですが、殺菌・防虫作用も優れているラベンダーオイルのアロマウォーターを作っておけば、寝具に振るだけで簡単に香りの効果を得られニキビの原因になる寝具の雑菌の繁殖も予防出来ますからぜひ活用して。

作ったアロマウォーターは寝具の他に衣類やカーテン、カーペットなどにも使用できますし、アトマイザーに移しておけば持ち運びできて外出先での衣類の消臭や香水代わりに使えますから、無水エタノール10mlにラベンダーオイルを10滴前後加えて精製水を40ml入れ振り混ぜたアロマウォーターを自宅用と外出用に分けておくと使いたい時にサッと使えて便利です。

 

部分的な皮膚炎や傷跡を綺麗にして素肌美人に

足に負担がかかる靴を履くことが多い女性にとって、靴ずれは身近な皮膚炎の一つ。ラベンダーオイルを綿棒に染み込ませて塗ったり、絆創膏に垂らしてから貼ることで、鎮痛や消毒作用といったラベンダーオイルの効能が出来たばかりの靴ずれの痛みと雑菌の繁殖を抑え、瘢痕形成作用が目立ってしまう靴ずれの跡が出来るのを防ぎます。

範囲が小さければ靴擦れに限らず、火傷や傷跡も同様の方法で綺麗にできますから、気になる部分に毎日塗ってみて下さい。その他にも刺激の少ないラベンダーオイルはニキビや湿疹、ヘルペスなど顔に出来た皮膚トラブルにも使えて、特にニキビの原因であるカビや雑菌に対して有効な抗菌作用や抗真菌作用を持つラベンダーオイルは女性の肌の天敵であるニキビに対して抜群の効果を発揮。

ニキビが出来ても直接塗ることですぐに赤みや痛みを抑えられるのでいつでも綺麗な素肌を保つことが出来ます。また、年齢の出やすい手や指先の美しさを気にする女性は手荒れに対しても悩みを抱いたり、なかなか治りにくい手荒れにストレスを感じがち。

ストレスは手荒れの原因とも言われていますから、香りでリラックスしながら手荒れ自体のケアもできるラベンダーオイルはハンドケアに使える精油の中でもおすすめの精油。キャリアオイルと混ぜたラベンダーオイルを日頃のケアに使うハンドクリームやネイルオイル代わりにすることで自然と女性らしい綺麗な手になります。

 

ラベンダーオイルの座浴で生理の悩みをまとめて解消

ラベンダーオイルは自律神経を整えてくれるため情緒不安定になりやすい生理期間中にもってこい。手軽にリラックスするのであればアロマを焚いて芳香浴をするだけでも良いですが、座浴なら鎮痛・鎮痙作用で生理痛を抑えながら、便秘、冷え性、デリケートゾーンの痒みや湿疹、カンジダの症状の緩和、デリケートゾーンの嫌な臭いの消臭など複数の効果を実感。

時間があるならお尻が浸かる程溜めたお湯にラベンダーオイルを数滴落としてゆっくり浸かってみて下さい。気持ちが沈んでしまう生理期間中の辛い症状が解消されると毎日をリラックスした気持ちで過ごす事が可能ですし、気になる体臭からも開放され、いつでも良い香りでいられます。

 

妊娠中や産後の悩みも解消しよう

ラベンダーオイルは子宮収縮作用があるので妊娠初期の方は使用を避けなければいけませんが、リラックス効果はもちろん、不眠やつわりによるむかつき、便秘やこむら返りなど妊婦さんに起きやすいトラブルを抑える嬉しい効果がたくさんあるので、気になる症状があるのであれば使用可能になる妊娠中期以降の定期健診時にかかりつけ医に使用を相談してみると良いでしょう。

妊婦さんの場合直接塗布するよりも、刺激が少なく手軽にリラックスできて体も温まる希釈したラベンダーオイルでのアロマバスや足湯がおすすめですが、お腹の張りや不快感、違和感が生じた場合はすぐに使用を中止して下さいね。

妊娠中は体の調子と相談しながらの使用になりますが、出産が終われば安心して使用出来ますから、瘢痕形成作用のあるラベンダーオイルをキャリアオイルと混ぜてマッサージオイル代わりに使って妊娠線のケアに役立てて。

産後、妊娠線を気にして肌を見せる夏のレジャーやファッションを遠慮する女性も多いですが、ラベンダーオイルで妊娠線をケアすれば産後でも肌を見せるお洒落を楽しむことができますよ。
また、産後は抜け毛や髪が細くなってしまうことも多いですが、ラベンダーオイルを手持ちのシャンプーやトリートメントに混ぜて使うことで抜け毛を抑制し髪のハリやコシを取り戻せます。

産後の変化によって今までのファッションや外出を楽しむことができなくなるのは女性にとって少なからずストレスになりますが、ラベンダーオイルがあれば産前の体に戻していくことも難しくありません。

 

このように、ラベンダーオイルを上手に使えばストレス、肌荒れ、生理や産後の悩みといった女性が抱えやすい大きな悩みを解消して、諦めていたお洒落も楽しむことができるようになりますから、芳香浴に限らず、アロマウォーターやアロマバスなど色々な使い方でラベンダーオイルが持つ効能を最大限利用しましょう。

ラベンダーオイルはどのような女性にも合う嫌味のない香りなので自分が楽しみたいお洒落を邪魔することもありません。何より皮膚炎を治す効果に優れていて即効性が高いのがラベンダーオイルの一番の魅力。その点だけ見ても、ラベンダーオイルを手に入れるメリットは十分あります。ラベンダーオイルの優しい香りを楽しみながら素肌力をアップさせて、お洒落を満喫しながらストレスに左右されない素敵な女性を目指してみてはいかがでしょうか。


連記事
タイトルとURLをコピーしました