自分で枕木をかっこ良くガーデングする7つのアイデア☆


枕木を使ったガーデニングは、使いやすく自然な雰囲気を作り出すことができるのでたいへん人気があります。

花壇の周囲をめぐらせたり、アプローチとして枕木を使用すると、ちょっとおしゃれでナチュラルテイストの洋風の庭が出来上がります。敷石や砂利、レンガといったアイテムとも相性がいいので重宝します。

枕木はもともと線路に並べて使用されていた角材で、雨ざらしでの使用に耐えられるように薬剤が施されており、屋外での使用に適しています。

近年ガーデニング資材として注目されるようになり、広く流通しています。実際に使われていた枕木は独特の風合いがありますが、最近では新品を加工したものや木材以外のコンクリート製などのものもあります。

枕木の入手が困難になってきているため、枕木風に加工したものが増えているのです。

枕木には使い古されたもの独特の存在感があります。木材のナチュラルな雰囲気は、イングリッシュガーデンやカントリー風のガーデニングにもよく馴染み、幅広く利用されています。

今回は枕木をかっこ良くアレンジするためのアイデアをご紹介していきます。

 

自分で枕木を
かっこ良くガーデングする7つのアイデア☆

 

アプローチとして

枕木を玄関までのアプローチとして使ってみましょう。枕木は重くて厚みがあるため、下地にモルタル等を使用することなく安定させることができます。

枕木を埋めたい土地を整地し、スペースを掘り下げたら、スコップの背などで地面を叩いて平らにしましょう。レイアウトを決めて配置したら、水平器で水平を出します。

このようにすることで雨が降った後のガタつきが生じません。枕木の周辺の隙間を、土や砂で埋めていきます。表面に砂利などを敷いて美しく仕上げましょう。

 

枕木を立てて壁や花台に

枕木は敷いて使うほかに、垂直に立てて使う方法もあります。枕木を立てて、連続して土に埋めることで塀を作ることができます。

枕木として使用されていた名残りの、鉄杭の穴や油ジミなどもアンティークな風合いになります。枕木の高さをランダムに高低差をつければ、遊び心のある仕上がりになります。

短い枕木を並べて立てると、花台として使うこともできます。また、高い枕木は草花のハンギングの支柱として使うと素敵です。やはり高さに変化をつけて立体感を楽しみましょう。

 

花壇の縁取りに

枕木は花壇や菜園の縁取りをするのにも役立ちます。縁取りをすると同時に、土止めの役目もしてくれます。基本的なのは枕木を四角形に組む方法です。

枕木の存在感を活かして、あえて角を直角にしない方法や、ずらした配置にするのも面白いですね。

このような場合にも、水平器で水平を出すようにしましょう。枕木を埋め込んで固定したら、つなぎの部分にかすがいを打ち込んでください。

花壇に高さを持たせたい時は、枕木を水平に積み上げ、やはりかすがいを使って固定しましょう。

 

駐車場に敷く

駐車場に枕木を使用する場合には、車が乗る耐荷重を考慮に入れなければなりません。スライスしたものは割れる恐れがあるので、中古枕木を使用するのが最適です。

枕木は地面よりも4~5センチ面が出るようなイメージで溝を掘ります。掘った部分が水平になるように整地しましょう。

できればモルタルを流し固めるか、砕石を敷き詰めると耐久性が増します。枕木を並べ、傾きがあればハンマーなどで叩いて水平にします。枕木の隙間に土やモルタルを入れて埋め固めてください。

 

車止めとして

枕木は駐車スペースの車止めとしてもぴったりのアイテムです。木製の車止めなら駐車スペースが温かみのある雰囲気になります。

簡単に動いてしまっては困るので、枕木に穴をあけて鉄杭などの固定具で地面と固定します。さらに周囲をモルタルでしっかり固めると安心です。

車のタイヤが当たる部分なので、動かないための工夫をすることが大切です。

穴を掘って枕木を半分埋めるという方法もありますが、ある程度の厚みのあるものでなければなりません。この場合もモルタルで固定しておくと良いでしょう。

 

枕木水栓

枕木を使ったおしゃれなカントリー風の立水栓はいかがでしょうか。水栓の周辺を枕木にすることで、花を飾ったりすることもでき、味わい深い水回りにすることができます。

枕木に水道管を通す穴をあけます。枕木の高さに合わせて水道管を切断、接合します。水漏れ対策として、パイプの接合部分に防水テープを巻きましょう。冬場の凍結対策も大切です。

耐寒スポンジをパイプに巻きつけてから、枕木に水道管を固定してください。30センチほどの深さの穴に枕木を埋め、気に入ったデザインの蛇口を取り付ければ完成です。

 

アンティーク調のポストとして

枕木を柱として、アンティーク調のポストを手作りするのもおしゃれです。ガーデニングのワンポイントとして、庭の雰囲気に合わせたポストをアレンジできます。まず枕木を埋めるための穴を掘ります。

埋める枕木の幅よりも広めに穴を掘り、そこに砂利を敷き詰めます。丸太などを使って底を突き固めましょう。仕上がりの高さに合わせて枕木をカットしたら穴に挿し込み、周囲の隙間にモルタルを流し込みます。

固定したら、ポストや表札などお好みのものを取り付けましょう。仕上げとして防腐加工をすれば出来上がりです。

 

いかがでしたでしょうか。

ご紹介してきた枕木のアレンジはいかがでしたか?このほかにも工夫次第で枕木は実用的にも、オブジェとしても大活躍してくれます。ベンチとして活用したり、照明を取りつけてみたりと、あなた次第で様々のアレンジをしてみてくださいね。

枕木を設置する時の注意点としては、地中に埋めて使うため年月で腐食することがあります。切り口には防腐剤をたっぷり塗って、木の中までしみこませるようにすると良いでしょう。鉄道線路に使われていたものはあらかじめ防腐加工してありますので、丈夫で腐りにくいです。

重厚感のある色合いや自然な木目がほとんどの庭と調和して、ガーデニングのグリーンも引き立ててくれる枕木。ぜひ上手に取り入れてみてください。

 

まとめ

自分で枕木をかっこ良くガーデングする7つのアイデア☆

・アプローチとして
・枕木を立てて壁や花台に
・花壇の縁取りに
・駐車場に敷く
・車止めとして
・枕木水栓
・アンティーク調のポストとして


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