11月の花を咲かせる☆冬を彩る、育てやすい花々と育て方

11月の花を咲かせる☆冬を彩る、育てやすい花々と育て方
11月の花は秋も深まる時期、おいしいものが増えたり楽しいイベントが間近になったりと、楽しみが多く過ごしやすい季節を彩る名脇役ですよね。

ただ「秋の花」は終わりかけでもあり、目を楽しませてくれる花の種類が減ってくる、園芸好きにとっては悩ましい季節。また、春夏に比べて日照時間も短く、気温もどんどん下がってくるこの時期は、植物の育成の難易度が特に高くなるのも難しいところ…。

数少ない花たちをせっかく育て始めても、寒さにやられて枯れてしまうなんてこともあり、初心者の方にはなかなか挑戦したくても、ためらいがちなのが11月の花!

それでもそんな不安な気持ちにも勝るほど、春夏にはない深みある魅力が、11月の花にはありますよね。そこで今回は、寒くなってくる時期に庭を彩ってくれる、育てやすい11月の花々と、その育て方についてお伝えします。



 

11月の花を咲かせる☆
冬を彩る、育てやすい花々と育て方

 

長い冬の庭を彩る☆ビオラの育て方


ビオラとは、小型のパンジーを園芸的に分類した名称。10月ごろから翌年の5月ごろまで、他の花が少なくなる時期を長く彩ってくれるので、冬の園芸種の代表として愛されています。

寒さに非常に強いため冬の庭に地植えでも枯れにくく、初心者にも育てやすいところも人気の秘密!そんなビオラの育て方のコツを、以下にお伝えします。

【 11月の花、ビオラを育てる 】

① 苗が出回るのは10月~11月

・ 11月の花の代表とあって、園芸店に行けばビオラのコーナーが大きくとられてることが…。種類も豊富なので、好きな色のビオラを選ぶ楽しみがあります♪

② 日当たりがいい場所を好む

・ 寒さに強いビオラですが、日当たりは非常に重要。日光が足りないと最大の魅力である花つきの良さが損なわれてしまうので、植える場所には注意してください。

③ 肥料をたっぷりやる

・ ビオラは、花が次々と咲くため養分を非常に多く必要とするという特徴があります。花が咲き始めてからは液体肥料を月に2~3回あげるのを忘れないようにすると、冬の間も次々に花を咲かせてくれるはず!

 

室内で楽しめる♪シクラメンの育て方


冬の鉢植えの代表として愛されるシクラメンも11月の花。11月ごろから春までの長い時間、次々に花を咲かせてくれるので、屋外のビオラと合わせて冬の園芸種のツートップといっても過言ではありません。

ビオラと異なり庭に植えての栽培は初心者には難易度が高いのですが、窓際に鉢植えを置いて部屋の中で楽しめるので、寒い時期の外作業をしなくていいというのがメリット!そんなシクラメンの育て方のコツを、以下にお伝えします。

【 11月の花、シクラメンを育てる 】

① いい株選びが大事!

・ シクラメンは、種ではなく苗から育てるのが一般的。11月には数多くの苗が流通しますが、苗によって花つきの良さや育てやすさが異なります。

「葉が多い」「株がしっかり根付いている」「球根が土の外に少し見えている」という3つのポイントを押さえているかどうかチェックしてから購入すると、失敗の防止につながるので意識してみてください。

② 株を水で濡らさない水やりを

・ 花や葉など、株に直接水をかけると弱ってしまうのがシクラメン。水やりのときには、茂った葉をそっと手で持ち上げて、土に静かに掛けるように気を付けるのがポイントです。

③ 咲き終わった花がらは摘み取る

・ 長く花を楽しめるシクラメンですが、咲き終わった花をそのままにしておくと病気の原因になってしまいます。

花が終わってしおれてきたら、茎の根元を軽くひねるようにして引き抜いてあげればOK!ただ、ハサミなどを使って茎の途中から切ってしまうのも、病気の原因になりやすいので、注意してください。

 

育てやすさが魅力!スイセンの育て方


ヨーロッパを中心に、非常に多様な種類が愛されているスイセン。ラッパズイセンや八重咲き、房咲きなどの様々な形と、白や黄色、青などの豊富な色数が魅力の一つで、様々な園芸種のスイセンを組み合わせて花壇に植えれば華やかさも倍増!

さらに、どの種も非常に耐寒性が高いので、開花時期の異なるスイセンを複数組み合わせれば、11月中旬から4月ごろまで長く楽しめちゃいます♪そんなスイセンの育て方のコツを、以下にお伝えします。

【 11月の花、スイセンを育てる 】

① 球根は秋に植え付ける

・ スイセンは球根で流通するのが一般的。株で販売されているものと比べると手間は増えますが、非常に丈夫なので失敗の心配はほとんどありません。

9月下旬から10月上旬ごろまでに植え付ければ、品種によっては年内に花を楽しめちゃいます!

② 水はけのいい土を用意する

・ スイセンは、ほとんどの種類に共通して水はけのいい土を好みます。鉢植え・地植えに関わらず、土の水はけが悪い場合は、パーライトや軽石などを混ぜて土壌改良をおこなうのがポイント。

③ 日当たりのいい場所に植える

・ スイセンは日当たりのいい場所が好き!日当たりが悪いと花も咲きにくくなりますし、球根に十分な栄養が蓄えられず、翌年にまた花を楽しむことが出来なくなってしまうんです。

長く楽しむためにも、植える場所や鉢を置く場所には気を付けてみてください。

 

いかがでしたでしょうか、11月は一見花が少なく感じる時期ですが、花の種類を選べば長く庭を彩ってくれるものも多いと感じた方も、多いのではないでしょうか。

また、花の種類自体が少ない分、その少ない花をいかに楽しむか工夫が重ねられて、それぞれの花に多くの園芸種が存在しているのも大きなポイント!どの花を植えるにしても、色や形、香りも様々なので、花を選ぶ楽しみは春夏にも負けないくらい。

11月の花から始まる冬の花は、華やかな色合いとは少し違った、深みとニュアンスのある花々が魅力的。寄せ植えなどを楽しむ時には、ハボタンなどを多用しても、育てやすく寒い季節も演出してくれるはず。

今回お伝えした花はほんの少しですが、この記事を参考にお花を選んで、自分に向いた11月の花を楽しんじゃいましょう!

まとめ

冬を彩る育てやすい11月の花々

・ビオラは庭植えの代表
・鉢植えで楽しめるシクラメン
・豊富な品種で育てやすいスイセン