南仏のお庭をお手本にした、華やかなラベンダーの育て方


リラックスできる香りと、美しいブルーの色が魅力的な、ラベンダーの育て方を知り、お家のお庭を南仏風に彩る事が出来たらオシャレで素敵ですよね。

苗や種はよく出回っていますが、ハーブの一種であることから、ラベンダーの育て方は難しそうなイメージがあるのではないでしょうか。しかし、実際にラベンダーは植木鉢で簡単に育てられる植物で、ハーブ栽培初心者の方にも向いています。

入浴剤やせっけんなど、身の回りの商品にも多く使われているラベンダーの育て方をマスターできれば、来客に自慢する事ができそうですよね。

そこで今回は、華やかなラベンダーの育て方をお伝えします。「お庭を外国っぽく彩りたい!」と考えている方も、ご覧になってみてください。

 春になったら、節間が詰まった良い状態の苗を購入しよう

ラベンダーといえば、紫やピンク、白い色をしたメジャーなハーブの一種ですよね。アロマや石鹼の香りとしても使われている為、誰もが一度はその香りを嗅いだことがあるといっていいほど、親しみを感じる香りを放っています。

種から育てる事もできますが、初めてラベンダーの育て方を実践するのであれば春の時期に苗を購入すると、スピーディーに栽培出来ます。

ラベンダーの育て方に必要な物は以下の通りです。

ラベンダー栽培に必要な物

・ラベンダーの苗
・植木鉢
・鉢底石
・鉢底ネット
・ラベンダー専用の土もしくはハーブ用の培養土
・緩効性化成肥料

ラベンダーの苗を選ぶ際のポイントは、節間が詰まっている状態の株を選ぶ事です。つぼみが多くついている物であれば、開花時の華やかなボリューム感も楽しむ事ができます。

 

春に苗を植え、風通しの良い場所に鉢を置こう

状態の良いラベンダーの苗を購入したら、4月または5月に植木鉢に植えましょう。

ラベンダーの育て方は

1. 植木鉢に鉢底ネットと鉢底石を入れる。

2. 用土を鉢の3分の1くらいの高さまで入れ、元肥を施す。

3. ラベンダーの苗をポットから取り出し、鉢の中心に置く。

4. 苗の周りに土をかけ、鉢のフチから5㎝ほど下の高さで固定する。

5. 風通しの良い場所に鉢を置き、水をたっぷりと与える。

水やりのタイミングは、土の表面が乾いたときに底から流れ出るくらいたっぷりと与えます。その際は花に直接水をかけず、根の部分に優しく与える事が綺麗なラベンダーの育て方の秘訣になります。

3月から7月にかけては、ラベンダーが特に成長するシーズンです。固形の緩効性肥料を月に1度、根元に置きましょう。真夏は直射日光を避け、軒下などに鉢を移動させる事もラベンダーの育て方のコツです。

 

お庭に雑貨を置いたり、花を収穫したりしてオシャレに楽しもう

ラベンダーの育て方が順調にいけば、5月から7月に美しい花を咲かせてくれます。風に揺れる姿はとても素敵ですし、ミニ石像やアンティーク調の雑貨をお庭に置けば、美しいブルーの色が引き立ち南仏風に早変わりします。さらにレモンバーベナやレモングラスといったハーブと寄せ植えにすれば、一気に外国風のおしゃれなお庭に大変身します!

ラベンダーの育て方を実践したら、花はそのまま鑑賞するだけでなく、収穫してドライフラワーにする事ができます。あらかじめ室内でラベンダーを利用すると決めているのであれば、開花直前の時期にわき芽から3節目あたりの高さで花を摘んでしまいましょう。

開花直前に摘む事で、お部屋の中でよい香りを存分に楽しむ事が出来ますし、株の消耗も軽減する事が可能です。

 

混みあっている茎は剪定し、根腐れを防止しよう

最後に、綺麗なラベンダーを育てるコツをお伝えします。ラベンダーはハーブの一種で寒さにも強い丈夫な性質を持っています。直射日光や雪を避ければ毎年花を咲かせてくれますが、水やりの際は根腐れを起こしやすい点が特徴です。

土が乾燥してから水やりをするように心がけていても、ラベンダーは成長と共に茎を増やす為、土の乾燥が遅くなっていきます。そのため、土中の水分量が増えて根腐れを起こしてしまい、枯れる原因に繋がる事があります。

根腐れを防ぐには、ラベンダーの茎が混みあっている場合には剪定作業をする事が大切です。花を収穫した後は、葉がついた茎の部分は残しつつ、草丈の半分の高さで半球を描くような形で刈り取ってください。混みあっている茎を除く事で風通しを良くし、枯れるのを防ぐ事が出来ます。剪定作業を行いながら、長くラベンダーの育て方を楽しんでみましょう。

 

今回は華やかなラベンダーの育て方についてお伝えしました。ラベンダーはつぼみがたくさんついた苗を選び、専用の土を使えば初心者でも簡単に育てる事が可能です。水やりも頻繁にする必要は無いので、土の様子を基準に行えばよい点が簡単で良いですよね。

お花を収穫すれば、お部屋で香りを楽しんだり、ドライフラワーを飾ったりする事が出来ます。また、収穫と兼ねて茎を剪定すれば、風通しが良くなり、また新しい花が咲きやすくなるのでぜひ行ってみてください。

美しいブルーの色が特徴的なラベンダーの育て方を覚えて、自宅のお庭が一気にオシャレになったら嬉しいですよね。記事を読み、興味が湧いた方はぜひラベンダーの育て方を実践してみてください。


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