さつまいもの栄養で美容効果!便秘解消だけじゃない魅力


さつまいもの栄養は、加熱調理をしても壊れにくい特徴があるので、女性やお子様がいるママにとっては、スイーツとしても献立の材料としても美味しく食べながら、体にも良く嬉しいですよね。

今までダイエットをしている方には、我慢すべき食べ物として挙げられてしまってきたさつまいもですが、実は100gあたりのカロリーは白米よりも低いんです。

また、さつまいもは流行りの糖質ダイエットの中でも、GI値の低い食材とされています。ダイエットの敵と思われがちなさつまいもなのに、こんな意外な面があるとは驚きではないでしょうか。

さつまいもは、いつでも簡単に手に入る食材である他に、子供の頃には遠足で芋掘りをした思い出があったりと、親しみやすさがあります。

そんなさつまいもの栄養は、子ども達にも活躍しながら、自分の美容にまで役立ってくれるのです!そこで今回は、さつまいもの栄養と美容効果を得られる食べ方をお伝えします。

 

さつまいもの栄養で美容効果!
便秘解消だけじゃない魅力

 

キレイな腸で美肌を手に入れる

さつまいもの栄養と言えば、食物繊維による便秘解消作用を思い浮かべますが、本当に便秘に効果を発揮するのはヤラピンという成分です。

さつまいもをカットすると出て来る白い乳液状のもの、あれがヤラピンです。

【 さつまいもの栄養☆ヤラピン 】

★ ヤラピンには腸の蠕動運動を促進する作用・便を柔らかくする作用があるので、腸の健康を保つためには是非摂りたい成分です。

・ このヤラピンと食物繊維の両方の働きが相まって、便秘を解消してくれるとされています。

腸の健康は肌にテキメンに現れるので、腸の中がスッキリしていればクリアな肌でいられますし、腸の動きが滞れば肌荒れやニキビの原因となってしまいます。

肌荒れを防いで美肌でいるためにも、さつまいもの栄養で腸内を健やかに保っておくことは大切です。

そしてヤラピンは、熱に強いと言う嬉しい性質を持っています。煮ても焼いてもふかしても壊れにくいヤラピンですから、これなら安心して好きな食べ方でさつまいもの栄養を摂取できます。

 

目の健康を保つアントシアニン

さつまいもの栄養は皮にも多く含まれていて、ポリフェノールの一種であるアントシアニンもそのひとつです。

【 さつまいもの栄養☆アントシアニン 】

★ アントシアニンの抗酸化作用は、特に30代40代に注目されています。

・ それは、体のアンチエイジング効果を期待できるためで、その他にも、生活習慣病防止・目の健康を保つ・傷の回復を早めるなどの作用も特徴です。

さつまいもの皮にこれだけの栄養があることを知ると、もったいなくて、皮を捨てられなくなってしまうのではないでしょうか。

「さつまいもの皮部分はちょっと苦手。」そんな方でも大丈夫です。さつまいもを皮ごと食べられる調理法はたくさんあります。

【 さつまいもの栄養☆皮ごと食べるレシピ 】

★ 例えば皮ごとふかしたさつまいもをマッシュして、生クリームと混ぜれば、柔らかいクリーム状になります。

・ 細口の絞り金で、クッキーやパンケーキの上にデコレーションすれば、モンブラン風スイーツの出来上がりです。

他にも加熱した皮付きさつまいもを丸ごとミキサーに入れ、牛乳・コンソメと一緒に鍋にかければ、おいしいポタージュスープになります。

これなら皮も気にせず食べられ、さつまいもの栄養もしっかり得られておすすめです。

 

干し芋でむくみをとって体スッキリ

さつまいもの栄養にはカリウム・カルシウム・鉄分など、豊富なビタミンやミネラルが含まれています。

その中でも体内の余分な水分を排出してむくみを解消し、高血圧を防ぐ効果を持っているのがカリウムです。芋類の中でもさつまいもにはカリウムが多い食品と言われています。

【 さつまいもの栄養☆効果的なカリウムの摂り方 】

★ そんなカリウムを摂るのに適しているのが干し芋、干し芋は天日に干すことで、さつまいもの栄養を倍ほどにアップできるのが、嬉しいポイントです。

・ しかも、余計な調味料も使っていないので、誰でも安心して食べられるという面も持っています。

干し芋はむくみを改善して体をスッキリさせる効果の他に、疲労回復糖質の吸収を緩やかにする効果もあり、よく噛むことで満腹中枢を刺激する作用もうまれ、ダイエット中の方にもおすすめの食べ方です。

さつまいもの品種ごとに干し芋を作っているお店もあるので、いろいろ探して、好みの味や食感を探しながら、楽しんでさつまいもの栄養を摂取してください。

 

ビタミンBで新陳代謝アップ

さつまいもの栄養には、ビタミンB群が多く含まれています。体内の新陳代謝をアップしてくれるビタミンBは、健康を保つのに必要な栄養素です。

体のちょっとした不調、これはビタミンバランスの崩れが原因なので、ビタミンBは積極的に摂ることをおすすめします。

【 さつまいもの栄養☆ビタミンB1 】

★ 新陳代謝がアップすることで期待できるのは、疲労回復・肌が生まれ変わるサイクルを正常に保つ・脂肪燃焼などの効果です。

・ どれも美容のためには欠かせない大事な作用ばかり、新陳代謝が上がれば、顔色もイキイキとしてキレイ度もアップします。

これ以外にもビタミンBは心の疲労回復にも効果的で、やる気が出ない時イライラする時にも、さつまいもの栄養を積極的に使ってみてください。

ストレスが溜まっているなと感じた時には、さつまいもを食べて自然な甘みに癒されながら、穏やかな気持ちを取り戻してみてはいかがでしょうか。

 

いかがでしょうか、たくさんの美容効果を持つさつまいもの栄養、毎日の食生活に取り入れないのは、ちょっともったいなく思えた方も多いのではないでしょうか。

わざわざ面倒な調理をしなくても、そのまま焼いたりふかしたりするだけで、充分に美味しく味わえるのもさつまいもの魅力です。

さつまいもの旬は9月から12月ですが、国内での主な収穫時期は早いところでは8月から始まっています。

さつまいもは追熟することで美味しさが増す食材なので、収穫した後は貯蔵しながら余計な水分を飛ばしつつ出荷を待ち、2~3週間ほど追熟して糖度の増したさつまいもは、最も美味しい状態で店頭に並ぶのです。

自宅で栽培したさつまいもにもこの方法は使えるので、一度試して食べ比べてみても面白いかもしれません。

優しい甘みと豊富な効果をもたらしてくれるさつまいもの栄養、常備しておけば、美容と健康の強い味方になってくれるはずです。

まとめ

さつまいもの美容効果とは

・ヤラピンと食物繊維で腸も肌も美しくなる
・皮ごと食べてアンチエイジング効果
・干し芋でむくみを解消する
・干し芋はダイエット食品としても最適
・心の疲労回復にもさつまいもが役立つ


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