観葉植物の水やり方法を間違えると、根腐れを起こしてしまったり、反対にすぐに枯れたりしてしまいますよね。水を毎日あげた方がいい種類もあれば、ほとんどあげなくても大丈夫なものもいます。
植物のほとんどが日光と水、酸素があれば成長しますが、日光も同じで、当たりすぎでは枯れてしまったり、逆に成長しすぎる観葉植物もいます。今や家庭に1つはあると言っても過言ではない観葉植物ですが、お手入れの方法は意外と知られていません。
せっかく買った観葉植物、生き生きと長生きしてもらいたいですよね。長生きすればするほど、どんどん愛着がわいてくるはず!
そこで今回は、いくつかの観葉植物の水やりと育て方のポイントをお伝えします。どのタイミングで観葉植物に水やりをすれば良いのか。家の中でどこに置くのが1番いいのか、などをお伝えします。
観葉植物の水やりポイント☆
知っておきたい手入れの基本
観葉植物について知ろう
「観葉植物」ってよく耳にしますが、他の植物と何が違うかご存知ですか?それは「葉っぱを鑑賞する植物」だという違いです。花も咲かず、ただ葉っぱだけの植物で、しかも室内で育てる植物を、観葉植物と呼んでいます。
【 観葉植物の特徴 】
★ 観葉植物というのは、日に当たらないようにするというよりは耐陰性があるものでないといけません。
・ 要は日陰に耐えるということなんです。ちょっと不思議ですよね。
耐陰性がなければ、家に入れて育てた途端に枯れてしまうことになってしまいます。また、観葉植物というのは、自然な雰囲気を醸し出すために育てる植物なのでリラクゼーション効果もあります。
★ これらの観葉植物の多くは熱帯や亜熱帯で自生しているものが多く、そして植物それぞれ性質も違います。
つまり観葉植物の水やりポイントは、その観葉植物の性質を知ることが大事ということなのです!
基本的な観葉植物の水やりポイントは?
では、早速観葉植物の水やりポイントを基本からお伝えしていきます。基本が分かっていなければ、どんなに観葉植物の性質を理解しても上手に育てることもできなくなってしまいますよね。
観葉植物の水やりに必要なものは2つあります。まずはジョウロ。ジョウロは土に水を与える役目があります。
【 ジョウロでの観葉植物の水やり 】
★ 最も大切なポイントは「土が乾いたらたっぷり水をあげて、受け皿に水をためないこと」です。
・ 土に湿り気が残っていない状態で、水をあげます!
そうしないと根が腐ったりして枯れる原因になります。また観葉植物に水やりする量は、受け皿まで水が染み出してくるくらい、たっぷりとです。
★ 水が出きったら、受け皿の水を捨てるのをお忘れなく!
そして、観葉植物に水やりをする時間は、「朝早くか夕方涼しくなってからのどちらか」もポイントのひとつです。
もう1つの必要なものとは?
先ほど観葉植物の水やりに必要なもの1つ目のジョウロをお伝えしました。では2つ目は何だと思いますか?それは、霧吹きです。霧吹きでは、葉っぱや茎の表面から水を与えます。
亜熱帯や熱帯の植物は湿度の高いところで育っているので、日本よりも湿度が高いですよね。そのため、霧吹きで葉っぱや茎、幹にも水を与えることで、丈夫な観葉植物に育つのです!
【 霧吹きでの、観葉植物の水やり 】
★ できれば霧吹きでの観葉植物の水やりは、毎日行ってください。
【 観葉植物の水やりポイント、まとめ 】
① まずは土が乾いたら、受け皿に滲み出るまでたっぷりと!
② 水やりの時間帯は朝早くか夕方涼しくなってから、できれば毎日同じ時間帯にあげること。
③ 霧吹きで葉っぱや茎にも毎日水を与えること。
この3つのポイント押さえておけば、観葉植物のだいたいのものは丈夫に育つのです!
人気の観葉植物のお手入れ方法
最後に人気の観葉植物の水やりポイントと、お手入れ方法をお伝えします。
観葉植物の中でも特に人気の高いパキラ。パキラは幹が編み込まれているので、インテリアとしてもとても人気が高いのですが、やっぱり水やりのポイントを間違えてしまうと上手く育ちません。
パキラは中南米原産の、亜熱帯地域で育つ植物。日陰に強い耐陰性がありますが、亜熱帯の植物なので耐寒性は少し。室内だと冬はちゃんと越せます。
【 パキラの置き場所 】
★ パキラは日光を好むので、置き場所はガラス越しの直射日光でも大丈夫です。
【 観葉植物の水やり:パキラ 】
★ 春から秋には土の表面が乾いてたらたっぷりと水をあげてください。
・ 基本と同じく、葉や茎にも霧吹きで毎日与えます。
冬は寒さに耐えさせるため、乾かし気味で育てると冬も越して、根腐れ防止にもなります。是非、試してみてください。
いかがでしたでしょうか。知っているようで知らないことも多くありますよね。観葉植物の水やりポイントは、「あげ過ぎてもあげなさ過ぎても育たない」ということです。
観葉植物の水やりポイント、基本的なことを今回はお伝えしましたが、乾いてから水やりをした方がいいものもあれば、乾く前に水やりをした方がいい観葉植物もあります。
また、たっぷりやるのか、土が少し湿るくらいあげるのかと、観葉植物の性質によっても変わってきます。これから購入するのであれば、基本の観葉植物の水やりに加えて、購入する園芸店やホームセンターで、選んだものの特長を確認すると安心です。
最後にパキラの水やりをお伝えしましたが、季節によっても観葉植物の水やりが変わってくるのも、チェックポイント。
お家に置く観葉植物が決まったら是非基本にとらわれることなく、その観葉植物について調べて、いつまでも生き生きとした観葉植物と共に暮らしてくださいね!
まとめ
観葉植物の水やりの基本
・観葉食物の水やりはジョウロで土にたっぷりと
・葉が命の観葉植物は霧吹きでも水やりを
・パキラの水やりポイントは夏と冬で違う