冬の花でお家を彩る☆玄関に飾る、鉢植えおすすめの花々

冬の花でお家を彩る☆玄関に飾る、鉢植えおすすめの花々
冬の花は寂しげな季節を温かくしてくれる名選手。鮮やかな紅葉も終わり、木々が黄色や赤の葉を落とした冬の風景は、くすんだ色ばかりで寂しげで、こんな時期は家の中だけでも、冬の花で明るく彩りたくなりますよね。

例えば、毎日かならず目にする玄関に、そんな冬の花の鉢植えがあったら、寒い外への外出も心が軽くなり、帰宅した時にはかわいい花の姿にホッと癒されそう!

クリスマスやお正月と、お客様を迎えることも多くなるこの時期、玄関を飾る華やかな冬の花は、そうしたシーンを盛り上げるにもぴったりです。時期やイベントによって鉢植えを変えてみるのも、雰囲気が変わって楽しいですよね。

そこで今回は、室内栽培に適した冬の花の鉢植えを5種、花の特徴やお手入れのコツもいっしょにお伝えします。

ポインセチアのクリスマスディスプレイ

ポインセチアは冬の花でも特に、クリスマスディスプレイとして、よく見かける冬の花ではないでしょうか。花びらに見える赤い部分はじつは葉なのですが、グリーンの部分とのコントラストが美しいクリスマスカラーの鉢植えで、玄関の雰囲気がこのひと鉢でクリスマス気分にさせてくれるのです!

【 冬の花の鉢植え:ポインセチア 】

★ ポインセチアは日当たりが悪いと下葉が落ちてしまうので、日中は窓際で良く日光に当てるようにしてください。

・ 15度以下になるときは暖かい室内に入れますが、暖房の温風が当たらないようにする必要があります。

冬の水やりはできるだけ控えめにし、2~3月は肥料も与える必要はありません。

 

代表的な冬の花、シクラメン

代表的な冬の花シクラメンは、色も豊富で花弁のかたちもフリルやフリンジなど華やか。シクラメンの中でも、「ガーデンシクラメン」と呼ばれるミニシクラメンは、より耐寒性に優れています。

【 冬の花の鉢植え:シクラメン 】

★ 花を長持ちさせるための適温は5~10度なので、部屋よりも低い温度の玄関に置くには適した鉢植えです。

・ ただ、暖かい場所に長く置いておくと葉や茎が伸びすぎ、姿が悪くなったり枯れてしまうことも。

市販されているシクラメンの鉢植えのほとんどは、底面給水鉢といって、受け皿に水を入れておくと吸い上げるタイプのものなので、受け皿が乾いたら水を足します。普通の鉢植えでは、土の表面が乾いたら水を与えますが、葉や花に水がかからないようにします。

 

シンビジウムの鉢植え

ひと鉢あるだけで豪華な雰囲気になるシンビジウムも、開花時期が12月ころから2月までの冬の花といえます。ランの中では比較的寒さに耐性があり、長く花を楽しめるのが特徴の、お正月の玄関を飾る花としてもおすすめの一鉢!

【 冬の花の鉢植え:シンビジウム 】

★ 耐寒気温の目安は7度以上ですが、昼夜の寒暖差が大きくならないよう注意して育てることが大きなポイント。

・ また、花が付いている時は暖かすぎても花がすぐに落ちてしまうことが…。少し難しく感じますが、温度管理さえ押えれば長く花が咲いてくれます!

特に冬場は葉焼けする心配がないので、時々日当たりのいい場所に置いて、良く日光を当てるようにしてください。水は土の表面が乾いたら十分与えるようにして、肥料は「洋ラン用の液肥」がおすすめ!時々与えれば大丈夫です。

 

針葉樹のようで繊細な、エリカ

エリカはヒースとも呼ばれるツツジ科の花で、針葉樹のような繊細な葉を持ち、種類によって形や色が違う、白やピンク、紫色などの小さな可愛らしい花をたくさんつけるのが魅力です。

【 冬の花の鉢植え:エリカ 】

★ 品種によって開花時期は異なりますが、エリカのなかでもいちばんポピュラーな「ジャノメエリカ」は、寒さに強い冬の花でおすすめ!

・ 何と、マイナス5度までの耐寒性があります。

花姿から選ぶなら、冬から早春に開花する「クリスマスパレード」も可愛い品種。筒型で先の開いたベルのような可憐なピンク色の花をつけてくれます!普段の玄関を飾る冬の花の鉢植えに、またポインセチアなどとの寄せ植えにしても、華やかでおしゃれです。

 

育てやすい、プリムラ

プリムラはサクラソウ科の花で、おもにプリムラジュリアン、プリムラポリアンサのことを指します。茎があまり伸びないので、鉢植えで育てやすい小さくコンパクトな冬の花です。カラフルな花色も豊富で、寄せ植えにも向いています。

【 冬の花の鉢植え:プリムラ 】

★ 耐寒性があり管理もしやすいので初心者にも育てやすいのが特徴。日光を好むので、日当たりの良いやや寒い場所が適しています。

・ 肥料は液体肥料を10日に1回ほど、水はあげすぎると根腐れを起こすので注意が必要です。

また水やりの時は、葉や花に水をかけると傷むので、株の根元にかけるように気をつけて!咲き終った花がらや、傷んだ葉をこまめに取り除くことで、次々とたくさんの花をつけることが出来て楽しい冬の花です。

 

鉢植えで育てやすい冬の花、5種をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。クリスマスや新年など特別な日を彩るものから、普段の暮らしを飾る鉢植えまで、冬の花にもいろいろなものがあります。

寒い屋外からあたたかな部屋にお客様をお迎えする時、玄関に置かれた花は歓迎の気持ちもお伝えすることができ、訪問した人にとっても、嬉しいもの。ちょっとしたおもてなしのアクセントにもなります。

玄関に飾る冬の花の鉢植えのポイントは、植木鉢の素材や柄、花まわりのディスプレイなどに統一感を持たせて飾ること。イベントが多い冬だからこそ、時々はテーマを変えるなど変化を加えていくと、飽きずに春まで楽しむことが出来ます。

からだも心も縮こまってしまいがちな寒い冬だからこそ、本記事を参考にしながら、暮らしにグリーンを取り入れて、ゆったりした気持ちで温かな冬を迎えてください!

まとめ

玄関に飾る、おすすめの冬の花

・クリスマスの定番、ポインセチア
・「冬の花」といえばシクラメン
・晴れの日に豪華なシンビジウム
・普段の玄関に可憐なエリカ
・ポップな花色のプリムラで気分も明るく


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