面倒くさがりの私でも大丈夫!7種の野菜の育て方


育ちやすい野菜を育てましょう。土と水と種さえあれば、なんでも育ちます的な野菜はないものか??ベランダや出窓を栽培場所にして、簡単に育てられる野菜を栽培してみよう。

◆栽培前の準備と注意点◆
マンションなんかのベランダを『避難経路』としている場合、『避難経路を塞いではいけない』『下の階へと続く非常はしごが設置されている』場合は
速やかにその場所は避けましょう。
ベランダのコンクリート床の撥水シートなどが汚れない、剥がれないように、スノコなどを用意し、その上に鉢などをお勧めします。次期住むだろう住人の方への配慮とベランダ、出窓が傷んでもろくなることを防ぐためです。

一般的な方法としては鉢やプランターのそれぞれのサイズに見合った受け皿を使うことです。
しかし、受け皿とプランターの隙間は虫の温床となる可能性もあるので、通気性をよりよく保つことが必要です。

最後に最も大事な条件である『日差し』です。1日3時間程度お日様が当たる場所であれば大丈夫、半日日陰でも育つことができる多くの野菜の栽培が可能です。
多少の日陰では気にしなくて大丈夫。

◆準備するもの◆
最低限のものをまとめてみました。

☆プランター(長方形、または楕円形)
☆鉢(丸型、もしくは正方形、正多角形)
☆養土・肥料・じょうろ・三角スコップ・支柱
☆野菜の種や苗(これがないと始まりません)

さあ、次は実際に栽培するのがとっても簡単な野菜7種を紹介します。

野菜の種類は7種、簡単な野菜栽培を選んでみました。

 

面倒くさがりの私でも大丈夫!
7種の野菜の育て方

 

◆「果菜類」・・・

1.「ミニトマト」を育てる

定番のミニトマト、誰でも一度は育ててみようかな?と思ったことがあるでしょう。おいしい健康野菜です。大量に収穫できます。

1株から30個以上のミニトマトが収穫できることもあるでしょうね。アブラムシや葉虫が付気安ですが、実にはつかないので洗って安心して食べられます。ミニトマトの栽培は場所をとらないので栽培にはとても良いです。

室内の窓辺で育てることが出来き、ベランダが狭いお宅にもオススメです。深さ1cm、直径7cmくらいの穴をあけ3~4粒蒔きます。お隣の穴へは2cm以上間隔を空ける。
2~3日ですぐ発芽します。65型プランターで、2株育てるのがベストな栽培ですね。

苗を購入したら、即座にプランターに植え込む。苗の丈が10cmくらいに伸びたら頃から2週間に一度、栄養・肥料を注ぎます。肥料は実野菜用の肥料を使うほうが問題ないかと思います。
しかし、肥料のやりすぎでもアブラムシが大量発生しますので注意。

トマトは縦に長く成長するので、支柱が必要です。
1.5m~2mの長めの支柱を用意しましょう。実が色づいたら収穫です。普通トマトは赤ですが、近頃は黄色だったり、オレンジだったり、緑色だったりもあるんですよ。
熟したらさっさと収穫。赤くなったらどんどん収穫、土に落として放っておいた実はこぼれ種になり、。翌年になって芽が出てくるかもしれません。
ちょっと楽しみですね。さらりと洗ってかぶりつく!!これがトマトの一番美味しいたべかたですよ。

 

2.「イチゴ」を育てる

そのまま食べてもよし、ケーキに使ってもよし。子供が大好きイチゴ!イチゴは高いよ、高すぎる!1パックで500円とか普通に売っていまから。家計の助けにもなるいちご栽培。いかがでしょうか?

いちごは品種が多い野菜です。品種ごとに実のサイズや形も違います。栽培は雪国でも日光がある程度差し込む室内にプランターをおいていれば冬の室内でも実がなります。
水を含みすぎた肥料を与えると甘みが落ちてしまい残念です。土作りはホント面倒くさいので、野菜用の土にイチゴ用の肥料を施すと簡単です。大体が苗をポットで買ってきてプランターに移し替える形です。

苗から育てて2ヶ月くらいから収穫ができますが、春の暖かい頃から秋ごろに収穫できます。イチゴの表面の、小さなブツブツが種です。30度以上の高温で生育が一旦とまり、
気温が下がってきたら再び成長するようになります。異外で越冬させる場合、夜間の気温がマイナスに届く頃は水遣りをやめて大丈夫控。

洗ってから生でかぶりつきましょう。ジャムなどにしてもおいしいよ。

 

3.「枝豆」を育てる

枝豆は浅く根を張る性質で乾燥に弱いです。特に花を付けた頃から実が着く間に乾燥させてしまうと簡単に花が落ちてしまうので、折角おつまみを夢見て育てても残念な結果になってしまいがち。
枝豆は病気の発生はほとんど無い丈夫な野菜ですめんどくさがり~さんはホームセンターなどでポット売りされた苗での移植栽培をおすすめします。簡単で確実ですよ。

枝豆の苗の選び方は子葉と初期葉の間の茎が太くしっかりしたものが良いです。

植える約2週間前には土づくりを行います。枝豆は開花してから40日~50日経った頃に実が大きくなっていき、莢を押さえると中の実が飛び出すようになる頃が収穫時です。
収穫の目安は植え付けから大体80日~90日ぐらいが目安です。

収穫時期は約1週間~10日間程度しかありませんので、莢が黄色になる前に収穫し、冷蔵庫で貯蔵しても問題ありません。めんどくさくても毎日水を上げてね。

 

◆「葉菜類」・・・

4.「小松菜(コマツナ)」を育てる

スーパーでもよく存在するごく一般的なさ野菜です。年中栽培できます。株ごと引っこ抜いて収穫したり、一枚一枚必要な分だけ外側からちぎって収穫する事も出来るので、プランター栽培に適しています。

成長が早く、30日くらいで収穫できるので、成長を見守るのも長丁場でなくめんどくさがり~なあなたでも 飽きることなく楽しめるでしょう。

種まきは適当にぱらぱらと蒔き、土をかぶせます。5mm~1cmの厚みで薄くかぶせましょう。

3~5日で芽が出ます。新品の土や久しぶりに使う土はすぐに乾きますので、思いっきり水をあげてくださいね。(タネが浮いてながれては終わってますから。。。その点注意です。)

朝、夕と適度に水撒きをします。(発芽するまで)そして発芽したての芽を勇気をもって間引きします。

コツはぎりぎり葉が触れ合うか触れ合わないかくらいまでスッキリ間引きしましょう。10cmくらいまでの成長は生食(サラダ)にむいているので、是非サ食べてみてください。葉の根元から計って20cm頃が食べごろです。

保存には向かない野菜ですが一度サッとお湯に通して、冷凍庫で凍らせておくこともできます。最大の注意点は「虫が付きやすい」ということです。
目の細かいネットで覆うとか、少量でも水を毎日与えないと虫が発生しやすくなるので、お水は命ですね。

 

5.「サンチュ」を育てる

サンチュといえば韓国料理、焼肉の食卓に存在をあらわす緑なニクいヤツですね。
サラダに使って、お肉を巻いて、ご飯を巻いて、食べ方いろいろです、レタスより美味いかも~という感想も有りなこの野菜、育ててみましょう。レタスよりも収穫量が多いのは知られざる事実。

虫がつきづらい野菜ですが暑い時期だとアブラムシが発生したりするので、涼しい春か秋に育てると尚可。これはほとんどの葉野菜共通して言えますよ。また、夏に種まきをすると幼虫などが発生してしまうので注意ですね。

種の巻き方は 土に指で第二関節くらいの深さに穴を開け、穴に3粒ほどの種を落として蒔く方法がよいでしょう。
葉が横に広がり、絡まりやすい形状です。約4日で芽が出ます。気温や地温が低いと日数が前後します。発芽はたわわになりますので、勇気をもって間引きしましょう。

成長が早くいので、1日~2日で隣り合った葉が重なる状態にまでなってしまいますので、間引きは重要ですね。
たわわなまま放置するとなさけな~い感じにヒョロっとしてしまい、大きく育ちません。葉が重ならないように頻繁に間引きを繰り返てくださいね。そして素晴らしいことに間引きしたサンチュは生で食べる事ができます。サラダの様にものすごくいい感じのサイズに成長するので、最終的に残す株数の目安は、65cmプランター両サイドに2株程がちょうどいいと思われます。

何度も収穫するため土中から減っていく栄養を補給、肥料を3週間、4週間に1度くらいの割合でたしてください。サンチュのめんどくさ~くないところは他の葉野菜と比べると病気にも虫にもなりにくいところでね。
成長が早く、数日放置しただけでジャングル・たわわ状態になるので 間引きだけは真剣にお願いしますます。

 

◆「根菜類」・・・

6.「にんじん」を育てる

以前はキャロットジュースとかパンとかケーキもお店にあったのを見たことがあるけれど、最近ではあまり見かけなくなりましたね。
小さな野菜なので、盛り土しながらであればプランターでも育てられます。ただし、プランターは深いものが必要ですね。小さなプランターしか持っていない人は、小さな品種を育ててみましょう。ミニキャロットみたいな小さなものも育てるにはお手ごろですよ。

他の根菜に比べ収穫までの生育期間が長いです。夏の暑い季節を避けて育てるとよいでしょう。

肥料は500倍希釈の液体の肥料を1週に一度与えてあげるとよいです。収穫が遅れるとにんじんが割れてしまう事が多々あります。スーパーでもたまに見かけます、アウトレッド野菜?みたいなコーナーで。。。にんじんは寒い時期を迎えると土の中で、一旦成長を休止する野菜なんです。不思議。気温が3度くらいになるとその様になるそうです。

気温が15℃くらいになったら、筋蒔きをします。細かい土などを薄く被せた後、上からグッと押して土を固めた後、種が流れ出さないように優しく水をまきます。
2~3日ですぐ発芽しますが、20℃くらいになってから発芽する事が多いですが、発芽する確率が率が非常に悪く、一昼夜水に種をつけてから蒔いたほうがまだ発芽率は上がるようです。

種を水につける作業がめんどくさ~い人は 雨あがりに蒔くと、それはそれでよい結果をもたらします。でもベランダ栽培の場合はダメかもしれませんね。発芽まで7日、結構時間がかかります。
発芽までは土の表面を乾かさないように、水の与えすぎにも注意、ちょっとデリケートですね。普通は苗で売っていませんし、見たことないです。

発芽したら込み合っている部分を間引きし、葉が重なり合わないようにします。本葉が5枚くらいに成長したら、株間が10cmほどになるように間引きしてみます。葉は重なりあっている状態であると思いますが、気にしないでよしです。種をまいてから3~4ヵ月後、地上へ出っ張ってる部分の人参が大きくなってきていたら収穫です。意外とスポッと気持ちよく簡単に抜けます。

収穫したにんじんは暗くて涼しいところに置いておきます。土をつけたまま新聞紙でくるんだりして。人参はアルカリ性を好む根菜類です。なんのこと?土の話です。土が酸化してしまっている場合は、
石灰などで中和、もしくは、新しい土を使いましょう。畑じゃ、新たな土の入れ替えなんて無理、プランター栽培のお手頃なところでしょうね。
にんじんの葉をてんぷらにしたら絶品です。葉はよくパセリの代用品として使われたりしていますね。

 

7.「ミント(ハーブ)」を育ててみよう

スーッとするアメやガム、ハーブティーなんかにも入っていたりしますね
虫つかず、病気しらずなめんどくさがり~にはこのうえない植物です。肥料が豊富だと、あれよあれよと成長するハーブです。

増えやすい植物ですので他の植物と寄せ植えしない。一緒に寄せ植えしている他の植物に栄養がいかなくなります。
冬になると地上にみえる部分が枯れますが、土の中で越冬します。関東地方から南の雪にふらない地域では、葉が枯れずに冬を越えることが多いようです。
地下茎でモリモリ増え、土地を痩せさせ、他の植物が栄養不足になるので、庭や畑のガーデニングでは嫌われものでもあります。

ミントは地下茎で増えるので、1つの鉢に複数のハーブを寄せ植えするとあれよあれよでミントだけになったりします。
放置しておいてもガンガン生長するので手間いらず、肥料いらず。速やかな発芽のため、種まきの前に種を一昼夜水に浸す作業をしたほうがよいです。65型プランター3箇所ほどに蒔きます。一箇所につき種は4~5粒くらい。苗で売っていません。発芽後、すぐに一箇所1本に!勇気を持て間引きする。細く長く生長するので、大きくなった頃に支柱をするとよいでしょう。
勝手に大きくなるようなイメージで、20cmほどに成長したら随時、下の葉から収穫します。香りは柔らかかくて新しい葉のほうが良いみたいです。

食べると苦い、率直に言えばまずいので注意!

 

いかがでしたか?

めんどくさがりな私にもできそうなこの7種のお野菜。ぜひ栽培に挑戦してみてくださいね。きっと野菜への愛が生まれますよ。

まとめ

面倒くさがりの私でも大丈夫!7種の野菜の育て方

1.「ミニトマト」を育てる
2.「イチゴ」を育てる
3.「枝豆」を育てる
4.「小松菜(コマツナ)」を育てる
5.「サンチュ」を育てる
6.「にんじん」を育てる
7.「ミント(ハーブ)」を育ててみよう