健康ドリンクや、ヨーグルトのトッピングとして使われる事が多い、アロエの育て方をマスターして、自家製のアロエを美味しく食べてみたいですよね。
「アロエの育て方は簡単らしいけれど、自分の家で、食べられるレベルまで丈夫に育てる事は、難しいんじゃないかな…?」と思われるのではないでしょうか。実はアロエは、特別なお手入れを必要としない為、毎日の仕事や家事で忙しい方や、家庭菜園初心者の方でも簡単に育てられる植物なのです。
あの柔らかい食感が魅力的なアロエを自家栽培して、健康や美容の為に食べる事が出来たら、素敵ですよね!そこで今回は、ご自宅で出来る、アロエの育て方について、お伝えします。ヨーグルトやジュースにして食べる事を目標に、ぜひアロエの栽培を実践してみてください。
食用として人気が高いアロエベラは、苗や挿し木タイプのものがおススメ
アロエと言えば、健康ドリンクや、ヨーグルトが人気で、栄養価が高い食材のイメージがありますよね。実はアロエには、鑑賞用や食用のものなど、約400種以上の種類があるのです!
「自分で作ったアロエを、最終的には食べたいな」と思ったら、育てやすく食用としても人気のアロエベラを選び、栽培をスタートしてみましょう。
まずは、アロエの育て方において必要な物を準備しましょう。
・アロエの苗または挿し木
・プラスチック製のプランター(挿し木タイプの場合)
・用土(挿し木タイプの場合)
・肥料
アロエベラは、ホームセンターや園芸店で購入する事ができ、苗または挿し木タイプのものが多く売られています。苗を買う場合は、植木鉢に植えられた状態で販売されている事が多いので、購入後は他の鉢に植え替えず、買ったままの植木鉢と土で、栽培をスタートしましょう。
挿し木タイプのアロエベラを購入した場合は、2、3日程、日の当たらない場所に置き、根を乾燥させてから植えるようにしましょう。アロエは根腐れを起こして枯らしてしまう事が多いので、根の水分を抜いた状態で植えるようにするとベストです。
アロエベラは大きく育つ品種ですので、成長と共に重さが増します。プラスチック製の軽いプランターを使うと、室内と屋外での移動が楽になりますので、おススメです。
用土は、水はけが良い物であれば、基本的にどのようなものを使っても問題ありません。アロエベラ専用の土を販売しているお店もありますので、それを使用するか、自分で土を作る場合は、赤玉土(小粒)7:腐葉土2:川砂1のバランスが最適です。
水は「土が乾いたな」と感じた時にのみ、与えればOK
アロエの育て方において大切なポイントは、植木鉢を置く場所を選ぶ事です。苗を買った場合、アロエの葉の色がまだ若く、鮮やかな緑色をしているうちは、日中だけ陽に当て、午後は室内で育てるようにしましょう。若い苗は、長時間日光に当ててしまうと、弱ってしまいます。
アロエベラの苗を二週間ほど環境に慣らしたら、成長を促す為に、日の当たる場所に植木鉢を置きましょう。アロエは日光を好む植物で、十分に日が当たっていないと、茎が細くなり、弱い株に育ってしまいます。
基本的に、アロエベラは寒さには強い性質ですが、気温が0℃以下になる場合は、室内で育てましょう。アロエは乾燥にも強い性質の植物ですので、水やりを頻繁に行う必要はありません。むしろ、湿度が高くなると、かえって根腐れの原因となりますので、こまめに観察し、「土が乾燥してきたな」と感じたら、水を与えるくらいのペースで問題ありません。
株全体に10枚以上葉を残した状態で、収穫をしよう
アロエが大きく成長したら、いよいよ収穫です。一度に収穫をしすぎてしまうと、来年以降の成長に影響を及ぼす為、株全体に、10枚以上葉を残す状態で、下の葉から収穫をしましょう。
葉を収穫したら、新聞紙に包み、冷蔵庫に入れましょう。生葉は、長くて2週間ほど保存する事ができます。アロエの育て方をマスターし、正しく日光と水の管理をしていれば、どんどんと成長して大きくなりますので、植えてからすぐに収穫する事が出来るでしょう。
今回は、美容や健康に良いと人気がある、アロエの育て方について、お伝えしました。非常に多くの品種があるアロエの中でも、アロエベラは、食用として人気があり、室内でも簡単に育てられる為、初めて栽培をスタートさせる方にもピッタリです。
アロエベラは、苗や挿し木タイプのものが、園芸店や、ホームセンターで売られています。アロエの育て方で注目すべき点は、頻繁に水やりをする必要が無く、成長スピードが速い為、すぐに収穫が出来る事です。
また、収穫時には10枚以上葉を残し、次の成長を促す事も、アロエの育て方において重要なポイントです。「アロエの育て方がこんなに簡単なら、仕事が忙しい私でも育てられそう!」と感じたのではないでしょうか。
自分で愛情たっぷり育てたアロエを食べる事が出来たら、達成感でいっぱいになりそうですよね!用意する道具も少なく、すぐに栽培を始められますので、興味が湧いた方はぜひ、今回の記事で取り上げたアロエの育て方を実践してみてください。