植物の力で素肌を元気に!オイル美容の取り入れ方7つのコツ

植物から取れた美容オイル(キャリアオイル)は、100パーセント天然の植物オイルです。乾燥してカサカサする季節、植物の力を借りて、お肌を元気にしましょう。

種類がいくつもあり、効能もそれぞれ。自分に合った用途のものを選び、アロマオイルとブレンドして香りを楽しむと共に、効果をアップ!美容オイルには体内では作れない必須脂肪酸が含まれていて、よく浸透し、長く皮膚にとどまってくれているため、肌のうるおいを保ってくれるそう。

手にしやすい美容オイルを紹介しますので、ぜひ試してみてくださいね。

 

植物の力で素肌を元気に!
オイル美容の取り入れ方7つのコツ

 

ホホバオイル

アロマテラピーにもよく使われるオイルで、香りがなく、軽い使い心地です。使いやすいので、初心者に向いています。ホホバという砂漠の植物の種子を絞ったもので、成分は「ろう」。ビタミンAやビタミンEがよく含まれていますので、お肌に栄養を与えます。肌へのなじみがよく、どんな肌質の方にも使える便利なオイルです。

冬場気温が低いと白く固まります。常温にするともとの液状に戻ります。肌を柔らかく保湿するだけでなく、皮脂の増加を抑えたり、頭皮のフケの防止、ヘアケアにも使えます。

そのまま肌に塗って使ってもよし、無臭なので、アロマオイルを1滴加えて香りも楽しんでもいいですね。ヘアスプレーとして使うなら、50ccほどの精製水にホホバオイルを5滴ほど垂らしてよく混ぜ、スプレーして下さい。髪が柔らかくつややかになります。

 

オリーブオイル

オリーブの実から取れたオイルで、オリーブの独特の香りがあります。3つのグレードがあるようですが、肌にはバージンオリーブオイルを使って下さい。

オリーブオイルは、オレイン酸を多く含み、ビタミンA、ビタミンE、スクワランも含有。スクワランは肌の保護膜と同じ成分で、浸透が良く、保護を強化してくれます。どの肌質の方にも良いですが、敏感肌の方にもよく、乾燥、シミ、抗酸化作用なども。ヘアケアとしても使える、これも使いやすいオイルです。

普段使いのほか、日焼けした後のお手入れに、肌の炎症に、また妊娠線の予防や髪のお手入れにと大活躍です。

 

スイートアーモンドオイル

アーモンドの種子から取ったオイルで、軽い使い心地は初心者にお勧めです。ミネラルをよく含み、栄養価や保湿力が高いオイルです。オレイン酸やリノール酸が多く、どんな肌にも合います。

乾燥や炎症によく効くので、お風呂に使ってみてはいかがでしょうか?小さじ半分以下のオリーブオイルを浴槽に入れてよく混ぜます。アロマオイルを5滴ほど加えてからでも。入浴後の肌が保湿され、柔らかくなります。また、クレンジングにも使えます。

ただし、ナッツのアレルギーがある方は使用しない方がいいです。残ったオイルは、冷蔵庫で保存して下さい。

 

椿オイル(カメリアオイル)

椿オイルはヘアケアによく使われていましたが、最近では肌にも使いやすいオイルに改良されました。成分のほとんどがオレイン酸で、高い保湿力を持っています。乾燥や紫外線から肌や髪を守り、保護してくれます。

簡単な頭皮のケアに使ってみてはいかがでしょうか。シャンプーする前に、5mlほどの椿オイルを指で全体に伸ばし、5分おいて馴染んだら、湯で洗い流し、2度シャンプーします。春から夏の紫外線が強い季節にはお勧めです。

また、シャンプー後、タオルで拭いてから、椿オイルを数滴毛先になじませるとトリートメントにもなります。是非おためしを!

 

グレープシードオイル

ブドウの種を熱で圧搾してとれたオイルで、ワインの製造から出る種を使っているそうです。軽くよく伸びるのでマッサージに向いているオイルですが、栄養分はさほど多くない為、他の美容オイルと混ぜて使うと効果が高まります。ポリフェノールが少々含まれていて、抗酸化作用があります。油性の肌に向いています。

ちょっと体をメンテナンスしたい時に、好きなアロマオイルも使って全身をマッサージしてみませんか。オイル10mlにアロマオイル1,2滴を混ぜ、マッサージオイルとして使います。手軽にできますので、ゆったりした時間を過ごしながら試してみて下さい。

 

マカダミアナッツオイル

他の美容オイルにはほとんどないパルミトオレイン酸を含んでいます。抗酸化作用が高く、乾燥、しわにお勧めです。パルミトオレイン酸は皮膚にも含まれていますが、年齢が上がるにつれ減っていきます。中年以降はマカダミアナッツオイルで補ってあげましょう。

皮膚の細胞の再生を助けてくれるそうですよ。また、紫外線にも効果があります。皮膚への浸透が良いので、トリ―トメントオイルとして最適。アンチエイジングにも効果ありです。

 

セサミオイル

セサミオイルは、ゴマから取っているオイルで、アーユルベーダにもよく使われています。ゴマを炒ってから取る方法と、生から取る方法があり、また炒り具合にもグレードがあって、炒ったものはゴマ特有の香りがあります。

リノール酸やオレイン酸をよく含み、保湿と伸びの良さがあるため、マッサージに良いそうです。ビタミンA,B,E,カルシウム、マグネシウム、リンといろいろな栄養素もあり、脂肪の代謝をよくして肝臓を助け、老化防止に役立つそうですよ。

他のオイルに20パーセントほど混ぜて、マッサージに使って下さい。保湿と伸びの良さがあります。

 

いかがでしたか。
植物から取れるオイルは栄養価が豊富で、お肌や体にとてもよさそうですね。顔だけでなく全身に使えるのも魅力的。アロマの香りと共に、日常で楽しみながら是非使ってみて下さい。きっとじわじわと効果が感じられると思います。

 

まとめ

植物の力で素肌を元気に!オイル美容の取り入れ方7つのコツ

・アロマオイルとも相性のよいホホバオイル
・オリーブオイルのスクワランで肌を保護
・どんな肌にもスイートアーモンドオイル
・髪にはやっぱり椿オイル
・油性にはグレープシードオイル
・中年以降はマカダミアナッツオイルで
・栄養価たっぷりセサミオイル


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