えのきは栄養をあまり知らなくても、季節問わず料理に使える便利さで人気の食材!シャキシャキした歯ごたえは、料理の良いアクセントになりますよね。
カロリーが低いためか、えのきは栄養がないと思われがちですが、それは大間違い。えのきの栄養には、健康に役立つものがたくさん!
えのきの栄養には食物繊維・ナイアシン・葉酸・ビタミンB1・そしてエノキタケリノールといった、えのき特有のものが含まれています。
しかもえのきの栄養は加熱に強く、調理方法にちょっとだけ工夫をすれば、もれなくえのきの栄養を摂取できるのも魅力的。そんなえのきの栄養と、その栄養を活かす調理方法を詳しく知ってみたいですよね。
そこで今回は、えのきを毎日食べたくなってしまう、嬉しい秘密をお伝えします。
冷凍することで栄養効果アップ!
えのきの栄養を摂取するには生で食べるのが良いとされています。確かに生のえのきが持つあの歯ごたえはたまらないものがありますが、実際にたくさんのえのきを生で食べるのは難しい!
そこで試してみたいのが、えのきの冷凍です。冷凍することによりえのきの細胞壁が壊れ、えのきに含まれるエノキタケリノール酸を吸収しやすい状態になるんです。えのきの冷凍方法はとってもカンタン。
【 えのきの栄養☆冷凍で効果アップ 】
★ お好みのサイズに切って、冷凍用の保存袋で凍らせるだけ。
・ この時、調理の予定に合わせてえのきをカットするサイズを変えたり、使う分量ごとに小分けにしておくと、後で料理を作る時にラク!
そして凍らせたえのき、わざわざ解凍する手間もいらないんです。冷凍庫から出してそのままお鍋やフライパンに入れればOK、後はえのきの栄養を美味しく頂くだけ。この手軽さは、忙しい主婦には嬉しいポイントです。
えのきの栄養は、ダイエットの強い味方
100gで22calとカロリーの低いえのき、ダイエット中には頻繁に使いたい食材!えのきはカロリーの低さだけでなく、食物繊維も含んでいるので、まさにダイエット向き。そしてその食物繊維はキャベツ以上、…という驚きのデータもあるんです。
ダイエットの成功のためには、いかに食事面を充実させるかが大きなポイント。摂取カロリーを抑えることばかりに気を取られていては食事を楽しめず、ダイエットの挫折に繋がりかねません。
こんな時はえのきを使い、料理のかさ増しをすれば食事の悩みも解決!
【 えのきの栄養☆ダイエット 】
★ みじん切りにしたえのきを、ハンバーグや餃子などの具材として混ぜ込めば、カロリーも抑えられるしお腹いっぱいになるはず。
・ みじん切りにすることによって、えのきの栄養をバッチリ吸収しやすくできるのも、おすすめの理由。さらに食物繊維も摂れるので、便秘解消も期待できちゃいます。
キノコキトサンで、血液サラサラ
えのきの栄養のひとつ、キノコキトサンの効能も見逃せないものがあります。キノコキトサンは血液をサラサラにしてくれる効果、血糖値を安定させる効果もあるんです。
【 えのきの栄養☆血液サラサラ 】
★ キノコキトサンの働きのひとつには、「血小板凝集抑制作用」というものがあります。
・ これは血小板が集まって血を止めようとする働きを抑えることで、血栓を防いで血液の流れを良くする作用のこと。この作用によって血液サラサラ効果が望めます。
そしてキノコキトサンには、血液中の脂質を体の外に排出するという効能もあるので、成人病予防にはえのきの栄養はもってこいの食材。
血液の流れが良くなれば自然に体調も整ってきます。えのきの栄養を摂ることを意識して食生活を送れば、きっと日々良いコンディションを保つことができるのです。
このように色々な形で食事に取り入れられるえのき、早速買ってきて試したくなったのではないでしょうか。
天然物のえのきは冬が旬とされていますが、現在流通しているような工場で管理栽培されているえのきに旬はなく、年間を通して変わらぬ味を楽しめます。いつでも食べられる身近な存在、…というのもえのきの魅力!
まとめて買うと保存がきかないからと購入を躊躇していた方も、冷凍して活用できると知れば安心して買うことができますし、むしろ冷凍したえのきの方が栄養を吸収しやすいとなれば、忙しい主婦はレパートリーに加えないでいる手はありません。
最近では自宅でえのきを栽培できるキットが販売されていて、すぐに売り切れてしまうほどの人気。新鮮なえのきの栄養が摂れ、自分の手でえのきを育てる楽しみも味わえるなんて面白い!
ダイエット面でも頼りになり健康効果も得られるえのき、どんどん毎日の料理に役立てていけば驚くような効果を実感しちゃいましょう!
まとめ
実は知らないえのきの栄養とは
・冷凍でえのきの栄養吸収率がアップ
・えのきでかさ増しして満腹感を得る
・キノコキトサンで血液をキレイにする