ハーブの育て方のポイント☆育てやすいおススメ7種類

ハーブの育て方のポイント☆育てやすいおススメ7種類

ハーブは現代の生活の中の様々なシーンで使われています。ハーブティーやお料理など食べるハーブ、ハーブバスやハーブのせっけんなど美容に使うハーブ、ポプリなどで香りを楽しむハーブ。

元気にしてくれたり、気持ちを安らかにしてくれたり、お肌をやさしくいたわってくれたりとハーブのパワーは心地よい毎日を応援してくれます。ハーブの魅力を知ってしまったら、ぜひ自分でハーブを育ててみましょう。

家の中で育てられる品種もあるので、ちょっとした時にいつでも摘んで料理に使えると便利です。でもどれを選べばいいのか悩む方もいるでしょう。ハーブの種類は何百もあるのです。その中でも育てやすいおススメ7種類をご紹介します。

 

ハーブの育て方のポイント☆
育てやすいおススメ7種類

 

心にもお腹にもお肌にもやさしい「カモミール」


よく使われるカモミールにはローマンカモミールとジャーマンカモミールの二つがあります。全草がリンゴの香りのローマンカモミールは多年草、ハーブティーとして使われるジャーマンカモミールは一年草です。どちらも育てやすいので種から育ててもいいでしょう。

お腹が痛いとき、寝付きにくいときなどにはカモミールのハーブティーがおすすめです。また温湿布や化粧水としても使えますよ。

 

卵料理やサラダに使える「オレガノ」

クセがなく、色々な料理に使えるのがオレガノ。特にオムレツなどの卵料理やサラダのドレッシングに混ぜるとおいしくいただけます。パスタやピザ、チキンソテーなど色々な料理に使えます。オレガノは耐寒性のある多年草ですのでとても育ちやすく年々大株になります。

挿し木でも育てられますが、苗から育てるのがいいでしょう。また花もピンクでかわいらしく切り花としても楽しめます。

 

魚料理や肉料理が香り立つ「タイム」

キリッとしたスパイシーな香りを持つタイム。殺菌力が強いので、魚料理や肉料理と合う理由は味だけではないのです。熱しても香りはなくならないので塩コショウをする時に一緒にまぶしたり、また煮込み料理に枝ごと入れて使ってください。

日当たり良く乾燥したところなら育ちやすく、匍匐するので鉢植えが便利かもしれません。こちらも苗から育てるのがいいでしょう。レモンやオレンジなど色々な香りの種類もありますよ。

 

ポプリや化粧水に使える「ラベンダー」

お花を楽しむだけでもかわいらしいラベンダー。花だけでなく葉っぱもよく香るので手でこすると花のない時期も楽しめます。色々なラベンダーの苗が出回りますが、イングリッシュラベンダー、グロッソ、オカムラサキなどが香りがいいですよ。

日当りのよいところでアルカリ性の肥沃でない土で育てます。あまり水をやると根腐れします。花が開く前に刈り取って逆さに吊るしてドライフラワーにしましょう。ポプリや匂い袋にも使えます。またハーブティーにして化粧水にしたり、疲れ目の温湿布にも使えます。

 

ネギの代わりにも使えて便利な「チャイブ」

細いネギのようなチャイブ。フランス料理でよく飾り付けに使われています。冷たいじゃがいものスープ、ビシソワーズにはかかせないハーブです。西洋料理だけでなく、アサツキと似ているのでネギの代わりに冷や奴、おみそ汁、麻婆豆腐などお料理のジャンルを超えて使えるので便利です。日当り良く水はけの良いところで苗から育てましょう。

つぼみが付いたら葉が固くなってしまうので切り取ってしまうか、種を採りたければ花を咲かせて苗を更新しましょう。

 

パスタやピザの主役になる「バジル」

バジルの甘い香りには食欲増進効果や抗うつ効果があります。バジル、にんにく、オリーブオイルをすりつぶして作るバジルソースはパスタには最高ですね。またマルゲリータピッツァの主役のひとつです。日当り良く肥沃な土で種から育てましょう。25℃と発芽気温が高めなので十分暖かくなってからがいいでしょう。

カットするとどんどん脇き芽が出て茂ります。花が咲いてしまうと株が終わってしまうのでつぼみが付いたらすぐに摘み取りましょう。

 

じゃがいもと相性抜群、若さも保てる「ローズマリー」

昔から若返りのハーブとして知られている、独特の香りを持つローズマリー。老化防止や記憶向上にも役立つので注目されています。鶏肉や豚肉料理に使われますが、じゃがいもとの相性も抜群です。オリーブオイルにローズマリーを入れ、じゃがいもがカリカリするまで炒めるととてもおいしいですよ。

またフォカッチャを焼く時に岩塩と一緒に乗せるのもいいですね。ハーブティーにして化粧水として使ったり、小鍋で5分ほど煮てからお風呂に入れてもいいでしょう。日当り良くアルカリ性の肥沃でない土で育ててください。水やりもほとんど必要ありません。

 

ハーブの育て方のポイント☆育てやすいおススメ7種類、いかがでしたか。好きなハーブを種や苗から育てるのは、成長する様子も見る事ができてとても楽しいですね。7つのハーブはどのハーブも日当り良く水はけがいいところで育ててください。

オレガノは多少の半日陰でも育ちます。中でもローズマリーとラベンダーは栄養のない土の方が立派に育ち、水やりもほとんど必要ないほどです。ハーブバスとして使う場合は小鍋で煮出してからお風呂に入れてください。化粧水として使う場合はグリセリンを入れて使うとしっとりします。冷蔵庫で保存すれば3日以内に使い切りましょう。

お料理やハーブティーに使うものはドライにしておけば年中利用できますよ。自分で育てたハーブを使っていろいろと使ってみてくださいね。

 

まとめ


ハーブの育て方のポイント☆育てやすいおススメ7種類

・心にもお腹にもお肌にもやさしい「カモミール」
・卵料理やサラダに使える「オレガノ」
・魚料理や肉料理が香り立つ「タイム」
・ポプリや化粧水に使える「ラベンダー」
・ネギの代わりにも使えて便利な「チャイブ」
・パスタやピザの主役になる「バジル」
・じゃがいもと相性抜群、若さも保てる「ローズマリー」


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