5月の花に秘めた想い☆純粋な7つの愛の花言葉

5月の花の花言葉。4月にあった出会いと別れのなかで、大切さを実感した人々はいませんか?5月の花には多くの愛の形を現した花言葉があります。5月の花の花束をオリジナルでアレンジして、贈ってみませんか?

新年度も始まり慌ただしく過ぎる中、春が過ぎ初夏とも言える季節。春が終わりに来ていても、やはり新鮮さや刺激に溢れる新しい生活には、まだ慣れきっていない人が多い時期でもあります。

新生活といえばやはり「出会いと別れ」です。憧れのあの人や、あなたが最も大切に思っていた相手と苦渋の別れなんてこともあったかもしれません。

そして、そんなあなたの大切な人達に「感謝の気持ち」「愛の言葉を伝えたい。」誰もが一度は思うことがあるはず。でも、言葉にするのはやっぱり恥ずかしい。それならば、5月の花を贈り物として送ってみるというのはいかがでしょうか。

そこで今回は、そんな感謝の気持ちや愛の気持ちを表した5月の花を、お伝えします。

 

5月の花に秘めた想い☆
純粋な7つの愛の花言葉

 

薔薇の愛の花言葉

5月の花と聞けば、多くの人が思い浮かべるのは、薔薇やカーネーションやチューリップなど。この代表的とも言える5月の花は、恋愛に関する花言葉が付けられています。誰もが知っているこの花達で、あなたが日頃から伝えたい気持ちを形にしてみるというのはいかがでしょう。

★ 恋愛の花の代表格「薔薇」の花言葉

全ての色の薔薇に共通する言葉が「愛」と「美」の薔薇には、まだまだ色々な愛があります。色別に花言葉があるのはご存じの方もいるかもしれませんが、なんと蕾やトゲにも花言葉が付けられており、それらのほぼ全てが恋愛に関係した言葉なのです。

○赤い薔薇の花言葉「あなたを愛しています」
その他にも愛情や、美、情熱、熱烈な恋を意味しています。

・赤い薔薇のつぼみには「純粋と愛らしさ」「純粋な愛に染まる」

○白い薔薇の花言葉「私はあなたにふさわしい」
「深い尊敬」、「純潔」などがあります。

・白い薔薇のつぼみには、「恋をするには若すぎる」「少女時代」

薔薇は刺激的な愛の言葉を伝えるのに向いているようです。

 

感謝の気持ちを伝える花「カーネーション」

お母さんに感謝の気持を伝えたい、誰もが一度は渡そうと思ったことがあるはず。そんな5月の花カーネーションも、「母への愛」以外に花言葉が存在します。

★5月の花、カーネーションの花言葉

○最も知られている花言葉が、赤いカーネーションの「母への愛」

○ピンクのカーネーションには、「女性の愛」「美しい仕草」「熱愛」があります。

母への愛が目立つ5月の花、カーネーションですが、母への愛や母親からの愛情の他に、色々な愛の言葉があるのです。

 

可愛らしいお花畑の人気者「チューリップ」

様々な場所で特徴的な、可愛い形で咲く5月の花、チューリップにも愛の言葉があります。

★5月の花、チューリップの花言葉

○全般:「思いやり」「愛の告白」
○紫:「不滅の愛」
○ピンク:「愛の芽生え」「誠実な愛」

といったもの。

可愛らしいフォルムとは裏腹に、大人のイメージがあるものも見られます。恋人同士の愛の告白らしい花言葉が続きますが、「誠実な愛」「思いやり」はあらゆる愛情に当てはまる5月の花です。

 

お祝いの席を盛り上げる「蘭」

白い蘭(コチョウラン)は、ブーケとしてよく使われている品種です。

★5月の花コチョウランの花言葉

○白いコチョウラン:「清純」

○ピンクのコチョウラン:「あなたを愛しています」

○コチョウラン全般の言葉:「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」

どれもウエディングにぴったりなものばかりです。結婚を考えている相手がいるなら、このコチョウランをプロポーズに贈っても喜ばれる5月の花です。

 

荒れ地でも花を咲かせる「ルピナス」

可愛らしい響きのルピナス。別名は登藤や、立藤。その由来は藤を逆さにしたような形から来ていると言われています。

★5月の花ルピナスの花言葉

「あなたは私の安らぎ」「いつも幸せ」

あまり知られていない花かもしれませんが、こんな素敵な花言葉があるのです。現実的な幸せを表現した言葉なので、家族や恋人など、とても身近な存在へ贈りたい、5月の花です。

 

希望をもたらしてくれる「アヤメ」

アヤメの英名は、「iris(アイリス)」。とても可愛い響きですね。

★ このアイリスには、虹という意味があります。

由来も虹のように、様々な花を咲かせることからだそう。

★5月の花アヤメ(アイリス)の花言葉

「良い便り」「メッセージ」

実は、この花言葉にはゼウスの侍女、イリスの神話があります。

ゼウスに愛された侍女イリスは、彼からの求愛に困り、ゼウスの妻ヘラに頼み虹を渡る女神に変えてもらいます。彼女は虹を渡り、神々の使者になったのです。

このような伝説から生まれた5月の花、アイリスの花言葉が、「良い便り」や「メッセージ」なのです。虹を渡って届けられる話に因むもの。大切なあの人へ幸せを届けることのできる花言葉です。

 

少し怖い印象を持つ悲劇の物語「クロユリ」

ホラー映画のクロユリ団地でも名前を使われている、クロユリも5月の花です。少し怖い印象を持つ方も居るかもしれません。しかし、この花の花言葉はただ怖いだけではありません

★5月の花クロユリの花言葉

○「恋」

こちらは、アイヌ民族の伝説より云われているもの。

想いを込めたクロユリを、相手のそばにそっと置き相手がそのクロユリを手にすれば、いつの日か二人は結ばれる、という伝説からきています。

○「呪い」

呪いといえば、とても怖いイメージがあると思いますが、本当は心から愛した故に伝えられている花言葉なのです。

【クロユリにまつわるお話】

戦国武将の佐々成政には小百合という側室が居たといいます。しかし、小百合が密通し彼女のお腹にいる子供が佐々成政の子供ではないという噂に、成政は怒り狂い小百合を殺めてしまいます

その時彼女は、「立山にクロユリの花が咲いたら、佐々家は滅亡する」との呪いの言葉を残して死んだともいわれます。

伝承とは、日々に変わっていくもの。政成が怒り狂ったのも小百合を心から愛していたからと考えれば、この「呪い」と言う花言葉もまた違うイメージになるかもしれません。

 

いかがでしたでしょうか。5月の花にまつわる純粋な愛の花言葉や、その花々に関わる伝説や神話をお伝えしてきました。花で伝える愛の言葉、素直に伝える感謝の気持ち。花に対してのイメージにも少し変化があったのではないでしょうか。

そもそも花言葉の始まりは、中世のヨーロッパだと言われています。中世ヨーロッパと言えば、ナポレオンの妻ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネが、バラ園を作り、世界中からバラを集めて、数多くのバラの品種を作り上げた時期としても有名です。

中世ヨーロッパの貴族達の間で、花言葉を愛の告白やメッセージに添えて贈ることが流行したと言われています。5月の花々はそんな中世ヨーロッパでも、特に愛される、多くの花言葉を持つ色鮮やかな美しい花々が多くあります。

美しかったり、可愛らしい、5月の花であなたの日頃の気持ちを大切な人へ。ちゃんと伝えれば必ず伝わります。勇気を出して、伝えてみてくださいね。

 

まとめ

様々な愛情を伝えられる、5月の花の花言葉と伝説

・薔薇の花は、花の本数や組み合わせなど、贈り方も工夫して
・カーネーションは赤の「母の愛」とともにピンクの「女性の愛」も
・可愛いチューリップで伝える初恋なら、「愛の芽生え」
・華やかな贈り物の女王、蘭はウエディングシーンにぴったり
・身近な家族や恋人に、日々の幸せを込めて贈る「ルピナス」
・虹を意味するアイリスの「メッセージ」で想いを届ける
・怖いイメージのクロユリも、アイヌの恋の言い伝えがある


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