ベランダガーデニングで失敗しない!プロのコツを伝授☆

皆さんは花に縁のある生活をしていますか?優しく咲いている花を見ると、どんなときでも私たちの心は穏やかになっていきます。私たちは、現在厳しいストレス社会で生きているため、いつでも安らぎや癒しを求めていますよね。

花は私たちに癒しや安らぎを与えてくれます。その効果に関心がある人々のなかには、いつでも花が身近にある生活を目指して、室内栽培を楽しむ人々も増えています。けれども初めての花の室内栽培で、日光不足や知識不足の原因により、諦めた経験がある人々も多いのではないでしょうか?

室内で栽培することは、予想以上に難しく失敗する確率も高くなります。では、ベランダを上手に利用してベランダガーデニングではいかがでしょうか?初心者にとってはベランダガーデニングも簡単ではありませんが、少しコツを覚えるだけで上手に花を咲かせることができますよ。

いつでも花のある生活を目指して、今回はベランダガーデニングで失敗しないための5つのコツを紹介していきます。

 

ベランダガーデニングで失敗しない!
プロのコツを伝授☆

 

現在のベランダの状態を把握する

ベランダガーデニングを始める前に、まずはベランダの状態を確認していきます。皆さんが住んでいる場所は、マンションやアパートなどの集合住宅もあれば、一軒家など特に上下を気にしなくてもいいベランダもありますね。

ベランダガーデニングで一番困ることは、近隣住民へ自分の知らないうちに迷惑をかけていることです。近隣住民から苦情が来てしまったあとでは、近所付き合いもギクシャクしてしまい、今後の生活に影響が出てしまいますね。こんなトラブルを未然に防ぐために、現在のベランダの状態の確認と同時に注意点をまとめました。

① 排水溝の位置や風通し、日光の入る角度を確認

② ガーデニングの配置を考えていきます。

③ 基本的に下の階への配慮として落下物は置かない。

④ 避難経路の近くには物を置かず、いつでも使える状態に。

⑤ エアコン室外機の近くには植物を置かない。

⑥ 土や枯れた花と葉がこぼれたら速やかに掃除をする。

これらの6点の注意事項は最低限守りましょう。ベランダの状態が把握できて基本的な注意点を理解しましたら、次は「土の処理方法」を紹介しますね。

 

誰もが困る土の処理方法を覚えよう

ベランダガーデニングを続けていくと、土の栄養分はなくなっていくので新しい土と交換する必要があります。新しい土と交換すると、今まで使っていた古い土をどうするか困りますね。古い土はゴミとして捨てることができないため、どうすればいいかわからなくなりますね。

そのままベランダに放置すれば、ベランダが古い土であふれてしまいますし、風で土が飛んでしまえば近隣住民への迷惑行為になってしまいます。はじめに古い土は、袋に入れるなどをして風で飛ばないようにまとめておきましょう。

古い土の処理方法は2通りあります。

① 新しい土を買ったお店で処分してもらう。

② 土壌改良材を使って古い土を新しい土と同様にして再利用をする。

初心者が、土壌改良材を使って古い土を再生させるのは難しいと思うので、はじめは新しい土を買った時に古い土を処分してもらった方がいいですね。ベランダガーデニングの経験を積んで、一通りの作業をしっかりできるようになりましたら、古い土の再生にチャレンジしてみてくださいね。

 

ベランダガーデニングを演出しよう第1部

ベランダの状態が把握できると、現状のベランダでどのように演出していくか考えることができますね。

「野菜やハーブなど実用的な植物がメインなプラン」、「癒しの空間を演出したベランダ作りのプラン」、「個性的な私だけのオリジナルなプラン」、などベランダガーデニングはたくさんの演出ができます。

ベランダガーデニングにおいて重要なことは、植物の特性を理解してそれぞれの配置を考えることです。植物には、日光の強弱や水分の量や肥料の成分など、それぞれの個性を生かした栽培方法をしていく必要があります。

日向が好きな植物を日陰の場所に置いたり、たくさんの水が必要な植物にあまり水をあげなかったり、個性に反したやり方では植物も元気がなくなってしまいます。私たちが自分の健康を理解するのと同じように、これから演出していく植物のことを理解してくださいね。

はじめに実用的な植物のプランでは、基肥をしっかり入れて元気な野菜やハーブを育てましょう。畑と違って鉢植えの場合は、水分が足りなくなりやすいので土が乾いたら、しっかり水をあげるのがポイントです。

次は残りの2パターンを紹介しますね。

 

ベランダガーデニングを演出しよう第2部

前回までは植物の特性を理解することと、実用的な植物のプランを紹介しました。次に、癒しの空間を演出したベランダ作りのプランでは、目に優しい色をモチーフにした癒される空間をベランダガーデニングで作っていきます。小輪の花を組み合わせた寄せ植えや淡い色の鉢植えなど、自分が癒される色を使っていきます。

楽園を演出するような美しい花の寄せ植えを、明るい色の鉢植えに植えて癒しの空間を演出したり、可愛いオブジェクトを置いて映画のシーンを再現したりなど、あなたが癒される空間を作ってみてはいかがですか。

最後に、個性的な私だけのオリジナルプランは、あなたが好きなようにすべてを決めていきます。好きな植物、好きな鉢植えなど、あなたの思うがままに演出したベランダガーデニングですね。初心者の方は、好きな植物を栽培することから始めてみてはいかがでしょうか。きっと、植物を栽培する喜びを実感することができて、新たな演出方法を発見するきっかけになっていくでしょう。

次は失敗しやすいポイントをご紹介するので、チェックしてみてくださいね。

 

失敗しやすいポイントをチェック!

ベランダガーデニングにおいて失敗しやすいポイントを順番に解決していきます。

始めは寄せ植えについてです。

数種類の花を使って寄せ植えを作ってみましたが、枯れてしまう花も出てうまくいかないときがありますね。こんな時はそれぞれの花の特性を復習して、特性が似ている花で寄せ植えを作ってみましょう。

花にも生命力の強弱がありますので、生命力が強い花と弱い花を混ぜでしまうと、弱い花は負けてしまいます。そのため、同じぐらいの生命力を持っていて栽培条件も同じ花の寄せ植えならば、成功する確率が高くなります。

次に水やりについてです。

しっかり水をあげているのに、枯れてしまうという人はいませんか?植物によって必要な水分は異なりますが、意外とほとんどの植物は多くの水を必要としています。

そのため、表面の土が乾いたら鉢底から溢れるくらいの水をあげて皿に水を溜めましょう。夏場のベランダはとても暑くなりますので、特に水分の管理は気を付けてくださいね。

また、「植物自体に水をかけないようにする」、「水は早朝または夕方の涼しい時にあげる」、この2点を守るとより失敗が少なくなりますよ。

 

いかがでしたか。ベランダガーデニングにおける基本的なことから、ベランダガーデニングの演出方法まで幅広く紹介してきました。今回紹介したことを参考にすると、きっと素敵なベランダガーデニングが演出することができますね。

ベランダガーデニングが楽しくなってくると、近隣住民への配慮が不足がちになりますので、いつでも頭の中に入れておいてくださいね。自由な演出の中にも植物のことをしっかり考えた栽培方法を実践できれば、ベランダガーデニングの失敗は少なくなりますよ。

植物の特性をしっかり理解できましたら、特に失敗を恐れることはありませんので、あなたの自由な発想で素敵なベランダを作り上げてみてください。花や植物に囲まれた空間は、あなたにとって大事な癒しの場になりますので、いつまでも大切にしてくださいね。

 

まとめ

ベランダガーデニングで失敗しない!プロのコツを伝授☆

・現在のベランダの状態を把握する
・誰もが困る土の処理方法を覚えよう
・ベランダガーデニングを演出しよう第1部
・ベランダガーデニングを演出しよう第2部
・失敗しやすいポイントをチェック!


連記事