ラディッシュの育て方に必要な5つの知識


ラディッシュが付け合わせやサラダに入っていると、彩りもきれいでおしゃれですよね。広いスペースを必要としないラディッシュは育て方が簡単で初心者がチャレンジするのに適しています。ラディッシュは別名二十日大根ですが、実際には種をまいてから収穫までには1ケ月くらいはかかります。

そして苗に比べると種をまいて芽が小さいうちは注意が必要ですし、葉が育っても肝心の根の部分がどうなっているのかは見えないので、自分のラディッシュの育て方が果たして正しいのかと、やきもきすることもあるかもしれません。

ラディッシュの育て方で初心者にとって一番心配なのは、土の中の様子がわからないためにどのように育っているのかわからないことではないでしょうか。そこで今回はラディッシュの育て方に必要な知識についてについてお伝えします。

年2回の収穫が可能

ラディッシュの生育に適した温度は17~20℃で、中間地であれば3月半ば~4月に種をまくと5~6月頃、9月~10月にかけて種をまけば10月~12月初めにといったように年2回程度収穫できます。

収穫までの期間は春は25日前後とやや短め、秋~冬は40日から50日とやや長めですが、このようにラディッシュの育て方が簡単だと言われのは、栽培期間が短いので虫や病気の被害を受けている時間がほとんどないから。

ラディッシュの育て方で肝心なのは真夏に種をまかないこと。高温によって土の中の水分量の変化が激しく、小さなラディッシュの丸いきれいな形が裂けてしまう原因になります。

 

培養土にすじまきかバラまきで種をまく

狭いスペースで育てられるのがラディッシュのメリットですので、プランターで育てる場合は市販の野菜培養土を使いましょう。肥料分が入っている土では栽培期間が短いので追肥に気を使わなくてすみます。

種は横一列になるように割りばしなどを土に押し付けて溝を作り、そこにまくすじまきにすると次の段階の間引きをしやすいです。もちろん、鉢にばらばらにまくバラまきでも問題はありません。

まず土を入れたら水をまいて土を湿らせ、種をまいたところに軽く土をかぶせてからは、上から決して押さないようにするのがポイント。芽が出るまでは土が乾燥しないよう十分注意しましょう。

 

野菜に共通する重要な作業、間引き

ラディッシュの育て方には、他の野菜の育て方にも共通する作業の一つ間引きがあります。間引きとは、くっつき合って出た芽が込み入って、日光が十分当たらなかったり生育が悪くてかよわい芽が混ざっているのでそれを抜き取り、真っ直ぐでしっかりした芽を残すこと。

双葉になったところで1回目の間引き、本葉が出て3~4枚になったら2回目の間引きを行います。1回目は1cm間隔、2回目は4~5cm間隔が大体の基準になります。2回目はラディッシュの肝心な根の部分をきれいな形にするためなので、ラディッシュの育て方の中ではこの間引きによって見た目がぐっと変わります。

隣り合った根同士がぶつからないようにしてあげましょう。ひょろひょろしている芽は根が張っていないので簡単に手で抜けますが、はさみでカットしてもかまいません。これらの間引きした芽はいずれも食べられますよ。

 

根の部分が浮いて来たら行う土寄せと収穫タイミング

無事、葉が展開してきて土の表面に赤い部分が見えてきたら、ラディッシュの育て方で忘れてはならない作業があります。それは、土寄せと呼ばれていますが、そんなに難しくはありません。

水やりをする度に土の高さは下がってくることもあって、根が浮き上がって見えるのですが、ラディッシュは根を食べるのでそれは土の中にないといけません。赤い根が無事に丸くなってくれるように、土を足してあげましょう。ぐらぐらしているときれいな形にならないので、少し押さえて土の中にきちんと根が固定されるようにしてあげます。

土の上に丸く根の部分が見えてきたらいよいよ収穫です。2cmを越えて浮き上がってきたら収穫。長く置きすぎるとスカスカのスポンジ状になる「ス」が入るという現象が起こりますし、玉も割れることがあるので一気に収穫します。

 

幼い苗につくアブラムシやヨトウムシに注意

ラディッシュの育て方の中では病気や虫の心配が少ないといっても、ラディッシュはアブラナ科で、アブラムシやヨトウムシの好物。特に本葉が出たての頃は葉が柔らかくアブラムシが付着したり、ヨトウムシにかじられてしまうことも。春から夏にかけてはどうしても気温が高くなるため、虫の被害は避けられないものですので、防虫ネットをかけるか捕殺でしっかり対策すると良いですよ。

 

さて、ラディッシュの品種には赤く丸いものだけではなく、赤と白のコンビや、「カラフルファイブ」といった赤・白・紫・ピンク・薄桃紫色の5色のセットのラディッシュもあり、育て方は同じですが根のサイズによって間引きで空ける間隔が異なるので、種の説明書に従って下さい。

ラディッシュは皮の部分に特に多く含まれているビタミンC、カリウム、葉酸、カルシウム、葉の部分に多いβ-カロテンと、小さくても栄養豊富。近頃は、食べやすいのと彩りがきれいなので、春の七草のセットの一員にもなっています。

根の部分は皮のまま食べられるし、葉や茎も柔らかいので捨てるところなく丸ごといただけるラディッシュ、自宅で育てた新鮮で栄養満点のラディッシュを育ててみてはいかがでしょうか。

まとめ

ラディッシュの育て方に必要な知識とは

・春と秋の2回栽培できるが真夏は根の形が悪くなるので避ける
・種まきはすじまきかバラまきで土は軽くかぶせ乾燥させないよう注意する
・双葉が開いたら1cm間隔、本葉3~4枚で4cm程度の間隔で間引きする
・土の表面から根が見えてきたらいったん土寄せし直径2cmを越えたら収穫
・生育初期のアブラムシやヨトウムシは捕殺


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