トマトの育て方に必要な5つの知識


みなさんはトマトの育て方をご存知ですか。美味しくて栄養たっぷり、美容にも良いトマトを育ててたくさん食べれたら嬉しいですよね。トマトはいくつかのポイントをおさえることで家庭菜園初心者の方にもおすすめできる野菜です。トマトで注目されるのはリコピンという成分です。

リコピンはカロテノイドの一種で、トマトの赤い色はリコピンの色素なんです。リコピンの凄さは老化予防や生活習慣の予防などに効果が期待でき、なんとがんを予防する抗酸化物質まで含まれています。

また、ビタミンCを多く含むため女性には嬉しい美肌効果や風邪予防にも役立ちます。栄養が豊富なトマトはとても食べやすい野菜なので毎日の食卓に手軽に取り入れたいものです。そこで今回はトマトの育て方に必要な5つの知識についてお伝えします。

 

トマトの育て方に

必要な5つの知識

 

トマトの生育環境

トマトは、南アメリカのアンデス山脈高原地帯(ペルーやエクアドル)が原産で、ナス科ナス属の野菜です。トマトを育てるのに適した気温は昼が20~25度、夜が10~20度とされます。寒さには弱く、暑さに強い特徴があります。

また、トマトは太陽の光を好み、お日様を浴びることで鮮やかな色になります。そのため日当たりの良い場所での栽培が適しています。トマトの育て方で重要なポイントは植えつけをして2週間ほどたったら、やや乾燥気味に育てることです。そうすることで味が良くなります。

水が多すぎると実割れが発生し、少なすぎると障害のある実ができるため、甘くておいしいトマトを作るには水の量を上手に抑制することが重要であると言えます。ただ、水やりを抑える方法は上級者の方が行う栽培方法なので、初心者の方は用土が乾いてから水やりを忘れずに行うだけで大丈夫です。

 

トマトの栽培方法

基本的に大きいサイズのトマトや中玉であるミディトマト、ミニトマトの育て方はどれも同じですが、初心者の方は丈夫で育てやすいミニトマトがおすすめです。コンテナやプランターでもトマトを育てることは可能です。

しかし、大きなトマトは畑向きのためプランターで育てるのはミニトマトが適しています。品種により異なりますが、大型の容器を選びます。植えるのは一株または二株までにしておきます。トマトは排水性の良い土を好むため鉢底石を鉢の底に敷き詰めます。

土は野菜用の培養土で良いです。植えつけた後はたっぷり水を与えておきます。その後もプランターでトマトを育てる場合は地植えよりも土が乾きやすくなるのでしっかり水やりをします。

 

トマトの植え付けのポイント

トマトの植え付け時期の目安は5月上旬頃です。植えつけの二週間ほど前までに苦土石灰を混ぜ込んで土を良く耕しておきます。それから一週間後に肥料を追加して通常よりやや高い、20㎝ほどの畝を作ります。できればマルチフィルムをはり、雑草や泥はねを防ぎます

種からポット苗を作る場合は3月中旬頃にポットに種をまきます。暖かい場所で管理をします。ただ、初心者の方が種からポットに定植させるのは難しいため、ホームセンターや園芸店で購入できる苗から育てた方が良いです。

苗を購入する場合は葉の色が濃く、茎が太くて節がしっかりしたものを選ぶのがコツです。本葉が7枚以上ですでに花が咲いていると育てていきやすいです。苗を植えつける時期は5月上旬頃で十分気温が上がってきてからです。植えつける時に株の間隔を50㎝ほどあけます。

植穴をほり、たっぷり水をまいて水が引いたら苗を植えつけます。植えつけた後に支柱で支えて誘引しておきます。植える場所は日当たりが良い場所で、ナス科の野菜との連作を避けます。ナス科の野菜はトマト、なすび、ピーマンなどです。

 

トマトの育て方とコツ

トマトは基本的に一本立てで育てます。葉や茎が成長して大きくなると葉の付け根から脇芽が見られます。この脇芽を伸びてしまう前にすべて取り、主枝一本のみに実をつけるようにすると栄養しっかり届くようになり、実が大きく育ちます。

また、余計な葉がない分風通しや日当たりがよくなり、害虫の予防にもつながります。脇芽は成長がとても早いので脇芽摘みは週に1回行うと良いです。できれば切った部分から菌が入るのを防ぐために晴れた日に行います。

それから、立てた支柱ほどにトマトが育つと株の成長に必要な栄養ががあらゆる所に必要になります。それを防ぐために摘芯を施します。摘芯は葉やトマトが段のようにつく花房を何段まで残すかにより変わりますが、大玉トマトは5段ほどでそれより上に伸びた先端を葉だけ2~3枚ほど残して切ります。

ミニトマトは段数が増えても問題はありませんが、支柱を超えるほど伸びたら先端を切ります。せっかく伸びた部分を切るのはもったいないような気がしますが、残った部分の実を大きく、美味しくするためには必要な作業です。

 

収穫のポイント

黄色いお花が咲いて50日ほど経つと実が赤く色づいてきます。全体的に赤くなり、がくが反り返ってきたところでヘタのすぐ上の部分で切って収穫します。また、生育期間が長いため追肥を行います。肥料は与えすぎず適量を守ります。一回目は開花後一段目の実が膨らみ始めた頃に与えます。その後は三段目の実が膨らんだ頃が目安です。

 

いかがでしたでしょうか。トマトの育て方は大切なポイントをおさえることで誰でも挑戦することができます。初心者の方はしっかりとした元気な苗を購入します。日当たりが良くナス科の野菜との連作を避けた場所に植えつけをして、水やりをやや抑制しながら与えます。

また、脇芽摘みや適量の追肥、摘芯を確実にしていくことが上手にトマトを育てるためには必要とされます。トマトはリコピンをはじめ様々な栄養成分が豊富な健康野菜です。美容や健康にとても良いトマトはお店で通年購入することができますが、家庭で栽培できるのは暖かい季節です。

初心者でも比較的育てやすいミニトマトはたくさん実がつく品種も多く、収穫の楽しみが増えますよね。そのままでも美味しくて、色々な料理にも使える万能な野菜であるトマトをぜひ育ててみてください。

まとめ

トマトを上手に育てるには

・気温が十分上がった5月上旬頃に植えつける
・定植してからは水をややを抑えながら与える
・脇芽摘みをして一本立てにする
・摘芯をして良い実がなるようにする
・肥料を与える時は適量を守る


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