女性ホルモンとは・・・よく分からないという方もいるでしょう。まず種類は2つに分かれますが聞いた事はあっても中身がよくわからないというのが本音です。
エストロゲンとプロゲステロンがあり、卵胞が成長していく過程で出てくるのがエストロゲンで、排卵の時に卵子が飛び出した後、破れた卵胞から出て来るのがプロゲステロンなのです!
主に肌や髪にツヤを与えたり病気を予防したり脳の機能に関わるのはエストロゲンの作用で、これに対しプロゲステロンは体に水分を引き込んだり食欲を増進させたり基礎体温を上昇させたりします。
むくんだりニキビが出来たり、あまり嬉しくはない症状を起こしますが、妊娠・出産に関わる大切なホルモンでもあります!そんな女性ホルモンによって起こる不快な症状にはアロマオイルが効果的です。
そこで、今日は、女性ホルモンに効くアロマオイル♪症状に合わせた7つの処方箋と題して、アロマオイルの効果をご紹介いたしましょう。
女性ホルモンに効くアロマオイル♪
症状に合わせた7つの処方箋
生理痛
女性にとって毎月やってくる生理は憂鬱で面倒で、でも無ければ困るモノであり、長く付き合っていくしか無いですよね!一ヶ月の内の約一週間の間をどう乗り切るかが課題になります。
薬に頼ったりしてしまう方もおられると思いますが、なるべく薬は使わずアロマのリラックスタイムをとりたいものです!クラリセージには女性ホルモン(エストロゲン)と似た成分のスクラレオールが含まれていて女性特有の不調や症状を和らげてくれます。
但し車の運転や集中力を使う時、妊娠中、飲酒前後の使用は避けましょう。マスカットワインの香り付けに使われるので”マスカットセージ”と呼ばれています。
ホルモン活性化
ジャスミンには脳内麻薬と呼ばれるエンファリンや快感ホルモンと呼ばれるドーパミンの分泌を活性化させ自信を取り戻し多幸感をもたらす効果が出来ます。
リラックス効果もあって不安や無気力に時にオススメです。インドやアラブ地域では媚薬として使われクレオパトラが愛した香りです!
あとイランイランは甘くて濃厚な香りが特徴で少し官能的な気分になり、不感症やED、更年期障害にも役立ちます!皮脂のバランスを整えてくれるのでスキンケアにも良く、本格的な乾燥肌や脂性肌になる前に準備しておくと夏本番、冬本番のケアが楽になるでしょうね♪
若返り
フェンネルは古くから薬草として親しまれ、魚と相性も良く”魚のハーブ!とも言われ料理にも利用されます。利尿作用や発汗作用がありダイエット効果もあり女性には好まれ、消炎効果もあり風邪や咳止めにも利用されます。
タラゴンの香りは交感神経の活動を促すので脂肪を燃焼させてくれます。スターアニスには漢方にも使用されていて胃の健康を保つ効果や食欲を増進する効果があります。
エストロゲンの産生を促進する効果もあり、月経緊張症、月経痛に効果的で、月経を順調にするなど女性の悩みに効果が期待されます。
口臭
アニスシードは古代エジプトからありミイラの防腐剤として用いられてきました。消臭作用があり、口臭予防の歯磨き粉にも利用され気になる時は、アニスシードのお茶を飲んだり、うがいすると口の中がサッパリします。
消化促進作用もあり、食べ過ぎた後などに飲むと胃腸の働きを促進させ胃もたれを防いでくれます。お腹にガスがたまって苦しい時にはガスを排出するにも役立ちます。咳を鎮める去痰作用もあり、風邪や喘息にも役立ちます。
更年期
年齢と共にやってくろのが更年期です。ネロリにはリラックス効果や催眠性があり、不眠症・ストレスの解消に最適です。神経痛・頭痛・めまい・生理前のイライラや更年期の憂鬱などを軽くし、血液を浄化して環境をスムーズにさせます。
ゼラニウムには不安や気分の落ち込みやうつを改善させ精神を明るく高揚させ、ストレス減少と感情の起伏を抑える作用があります。ローズアブソリュートは傷ついた心を慰めて失った自信を取り戻し大きなショックを受けた時やそれを乗り越えたいと思っている時に良いです。
ローマンカモミールには中枢神経の鎮静や突然のショックや悲しみなどの精神的なダメージからの回復を助け、自律神経のバランスを整えます。
育毛
薄毛の心配は男性だけではありません。女性にとっても深刻な問題です。ヤロウには髪の成長促進・脱毛抑制の効果があります。育毛促進として、ヘアリンスとして利用されます。
シャンプーだけでは、頭皮や毛穴の汚れは取りきれません。シャンプーの前の乾いた頭皮や髪にオイルパックをしてあげるのも大事なケアになります!
頭皮マッサージをする事で脳を癒しストレス軽減し血流が良くなり毛根に酸素と栄養が行き渡り良い毛が生えてきますよ!特に前頭葉部をよくマッサージしビニールキャップで放置後お湯で数回濯いだあと普段のシャンプーで頭皮を優しくマッサージするように濯ぎは十分にしましょう!
不眠
ネロリにはネガティブな感情を和らげ心を落ち着かせてくれる効果があり緊張やプレッシャーで眠れない時にも役立ちます。翌日、試験があったり人前に出る予定があったりして眠れない時にも使ってみるのも良いでしょう!
同時にオルゴールやCDのアルファ波で気持ちを落ち着かせる効果があります。酢酸リナリルという成分があり交感神経を鎮静させる作用があり不眠解消となります。抑うつ症による睡眠障害がある時には特に効果を発揮します。また、アクビを抑制する効果もあります。
いかがでしたでしょうか。
女性ホルモンは閉経になる50歳頃には限りなく少なくなってしまいます。37歳が大きなターニングポイントになり急激に女性ホルモンの産生能力が減っていきます。
更年期障害の症状が出てきてから慌てるのではなく、30代のうちから準備しておくことが必要で体は冷やさず、栄養を摂り、キツイ下着を着けず、適度な運動が必要です。
アロマオイルも種類が多いのでやはりご自分の好きな香りに包まれるのが一番女性ホルモンの分泌がよくなるんじゃないでしょうか!ご一緒に大豆イソフラボンを含んだ食事も良いですが、ザクロ種子エキスが女性ホルモンも良いので是非、アロマオイルと併用してお使いください。
老化にブレーキをかけながら若々しく健康的に過ごして行けるようなアロマ活用はとても素敵な事だと思います!どのアロマも当てはまるのですが、妊娠中には控えた方が良いかと思われます。
ちなみにですが、あのマリリン・モンローさん愛用の香水はシャネルのNO.5ですね!!精油の成分には”セスキテルペンアルコール”や”ジテルペンアルコール”といったエストロゲンのような働きをする成分を含むものがあります。
それらを含む代表的なものはジャスミン、セージ、クラリセージ、サイプレス、シダーウッド、フェンネル、アニス、キャロット・シードがあります!
まとめ
女性ホルモンに効くアロマオイル♪症状に合わせた7つの処方箋
・生理痛
・活性化
・若返り
・口臭
・更年期
・育毛
・不眠