パンジーの育て方☆寄せ植えでおすすめの組み合わせ

パンジーの育て方☆寄せ植えでおすすめの組み合わせ

パンジーといえば、彩り鮮やかな花弁に小柄でかわいらしく、人の目を惹きつける華やかさもあります。花色の豊富さも一つの特徴。紫、黄色、白、青、ピンク、赤、オレンジ、茶、黒、白三色などの複色と、本当に様々です。

パンジーは、寒さに強く暑さに弱い花。開花のベストな時期は12月~5月。彩に欠ける冬の季節を鮮やかに飾ってくれるので、パンジーの寄せ植えは人気です。日当たりの良い場所に置くと、元気に可愛らしい花を咲かせてくれます。

パンジーと似ている花に「ビオラ」もあります。パンジーに比べ、花弁が小ぶりなのがものが、ビオラです。パンジーと似た特徴をもつので、間違って買ってしまう事は初心者ならば、よくある話です。

ここでは、そんなパンジーの基本的な育て方を、寄せ植えにおすすめの組み合わせを少し添えて、お伝えします。

 

パンジーの育て方☆
寄せ植えでおすすめの組み合わせ

 

パンジーを育てる注意点

パンジーは、正真正銘の冬の花、冬の殺風景に彩をくれ春先まで頑張ってくれます。そのため「暑さに弱い」と言うことは意識しなければなりません。

【 暑さに弱いパンジー 】

★ パンジーは、早くて10月にはポット売りされます。

・ ところが、最近の10月は温かいので、あまり温かい時期に植えてしまうと徒長したり蒸れたりする為、冷えが強まる時期からの植え付けが望ましいです。

また、日当たりが足りなくても徒長するので、その時は、切り戻しをしてやる必要があります。

 

パンジーの種まき

種をまく時期は8月下旬~9月上旬です。ポットを準備し、種をまきます。

【 パンジーの種まき 】

★ 8月中に種まきを終えておくと順調に育てば、年内にも花を楽しむことができます。

・ あまりにまき時期が遅いと開花する前に寒い時期が来てしまうので、開花が遅れる原因となります。

発芽温度は20℃前後、暑過ぎず、寒すぎず、風通しの良い日陰での管理が大切です。発芽したら、日当たりの良い場所へ移動してあげましょう。発芽してしまえば、暑さにやられてしまう事は、まず無いと思って大丈夫です。

 

パンジー、苗の植え付け

苗の植え付けは10月~11月、霜が降りる前に植え付けを終えることが重要です。根が新しい土に安定し根付いてから冬を迎えることで元気なパンジーが育ちます。

【 植え付けの方法 】

★ ポットから苗を外し、パンジーの根が全体に覆っていたら、苗底の根をはがし、全体を軽く解すことで植え付けした際に、根が新しい土に馴染みやすくなります。

植物の根は、乾きやすいので、作業は手早く、苗植えは準備万端整ってから行います。

 

パンジーの土作りと水遣り

パンジーは花が次々と咲き続けるので、それなりの元気を維持してやる必要があります。

【 土づくり 】

★ 有機質の豊富な水はけのよい土がよいです。植え付けする際の土に徐々に効く肥料を混ぜておくと安心です。

【 水やり 】

★ 水やりは土が乾いたらたっぷり与える程度でよいです。

・ 冬季は朝方の内に水やりをするようにしないと、夜間の寒さに凍結の恐れが出てくるので注意が必要です。

凍ったからといって直ぐに枯れることは無いのですが、水の吸い上げが行えず、しおれたようになります。

後は、液体肥料を1週間~10日に1回程度与えてあげます。但し、3月以降に追肥を与える事は避けましょう。茎や葉が先行して成長し、花の付が悪くなります。注意が必要です。

 

パンジーのお手入れ方法

花が咲き枯れた後は、放っていかずに直ぐに摘み取ります。放って措くと、そこに実がなり栄養分が流れて行ってしまうので、長く花を楽しみたいなら必ず行ってください。

【 パンジーの摘み取り 】

★ 朝の水やり後、しばらくしてから枯れた花の茎を下に軽く引きながら曲げると、ポキっとキレイに折れてくれます。

自信がないなら園芸はさみでチョキンと切り取ってくれても構いません。こまめに行う事で、キレイな状態が保てます。

 

パンジーの害虫対策

冬季は特に寒いので良いのですが、少し暖かくなる時期になるとアブラムシが付きやすくなります。

【 パンジーのアブラムシ対策 】

★ 新芽、蕾、茎葉につきやすいので見つけたら駆除します。

「牛乳を霧吹きで吹きかけると、窒息死させることが出来る」と言う、薬品を使わない方法もガーデニング愛好者の間では人気です。興味のある方はお試しください。

 

パンジーにおすすめの組み合わせ

パンジーは、何でもかんでも寄せ植えすれば良いわけではありません。「やるからには、センス良く組み合わせたい!」とお考えの方におすすめの組み合わせをお伝えします。

【 パンジー、チューリップ、ビオラ 】

★ パンジーとビオラに淡いピンク系や白系、黄色などを選びます。

・ チューリップに黒を配色しインパクトを与えるとプラスすると、人目を引く寄せ植えにできあがります。

チューリップの配色を変えることで、鉢の雰囲気は一変します。チューリップは背丈があるので、それだけでも立体感を出しオシャレに演出できます。パンジーの配色を変えたり、色々自分なりのデザインを試してゆくのも楽しみの一つ。

★ また、パンジーを濃い目で決めるなら、チューリップはその色に合わせながらも淡い配色にしたら、まとまりがありメリハリもつきます。

 

パンジーの育て方寄せ植えアイデアは、いかがでしたでしょうか。パンジーの寄せ植えは、初心者でも手が出しやすいところから、人気がとても高いです。

パンジーの寄せ植えをする時のポイントは、メインの花の色を決め、それに合わせた配色、同系色を選ぶことです。このポイントを守れば、まとまりのある寄せ植えができます。

また、プロの人の寄せ植えを見学し、配色、立体感をよく観察することも大切です。

プロ中のプロは、配色、立体感、意外に花の香りを意識して寄せ植えをします。確かに、良い香りのモノを選べば、より一層の楽しみがありますので納得ですが、初心者には難しいかもしれません。それでも、プロの技を目指すのも楽しいものです。

本記事を機会に、パンジーの育て方から寄せ植えの楽しさを知り、思い切りガーデニングを楽しみましょう!

 

まとめ

育てて楽しむ☆パンジーの寄せ植えおすすめポイント

・パンジーは暑さに弱く、冷えが強まる時期の植え付けが望ましい
・パンジーは8月中に種まきを終え、年内にも花を楽しむ
・苗の植え付けは10月~11月、霜が降りる前に植え付け
・有機質の豊富な水はけのよい土で、乾いたら水をたっぷり
・花が咲き枯れた後は、放っていかずに直ぐに摘み取り
・天敵アブラムシは、新芽や茎葉につきやすく見つけ次第駆除!
・パンジー、チューリップ、ビオラの寄せ植えがおすすめ!


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