大豆の栄養は家族で摂る☆おすすめの理由と効果的な食べ方


大豆の栄養は「畑の肉」とも呼ばれ、豊富なことで有名ですよね。特にベジタリアンにとってはあらゆる食材に加工されて、肉代わりの欠かせない食品となっています。

ただ、ベジタリアンだけではなく、一般的にも全世代の女性に、中高年以上の男性に、そして子どもにも、あらゆる人々の毎日の健康に役立つのが大豆の栄養素です。

そのうえ、味噌汁に納豆に副菜にと、調理方法も豊富で毎日食べることに苦労しません。最近では若い女性を中心に、豆乳(SOY)を使ったカフェラテ「ソイラテ(SOY LATE)」などが人気ですよね。

そこで今回は、家族の食卓に毎日のせて欲しい、大豆の栄養とその効果、おすすめの食べ方をお伝えします。ぜひ、朝食に夕食に、その効果効能を意識しながら、食べてみてください。

 

大豆の栄養は家族で摂る☆
おすすめの理由と効果的な食べ方

 

体内をクリーンアップ!大豆レシチン

大豆の栄養でまずお伝えしたい成分が、この「大豆レシチン」です。大豆レシチンは中高年の男性が健康診断で悩みがちな、コレステロール値を下げてくれます。

【 大豆の栄養素☆大豆レシチン 】

★ 「大豆レシチン」は血管に作用、血中のコレステロールを溶かしだしてくれるので、血液をサラサラにして循環を良くしてくれるため、あらゆる内臓機能を向上してくれるのです。

・ 肝臓などの臓器の他、血管の詰まりによって起こりやすい心筋梗塞や脳卒中などを予防することもできます。

しかも大豆レシチンは、シニア世代の多くの方々が心配するアルツハイマーなどの痴呆症状も予防、記憶力も向上してくれるため、高齢になればなるほど、積極的に食べたい食材です。

 

40代以上に嬉しい、大豆サポニン

さらにシニア世代だけではなく、働き盛り、子育て真っ只中の世代にもおすすめの大豆の栄養素が「大豆サポニン」です。この大豆サポニンは大豆を食べると感じられる苦い味を出しています。

【 大豆の栄養素☆大豆サポニン 】

★ こちらもコレステロールを下げてくれる栄養素のひとつで、蓄積されすぎた脂肪まで、効果的に体外へ排出してくれるのが特徴的です。

・ 大豆レシチンとの相乗効果で、コレステロール値をコントロールすることによって、中高年に多い病気である高血圧や高脂血症の予防につなげることができます。

コレステロールが下がり、血液がサラサラになると、動脈硬化の心配もなくなるので、一石二鳥、三鳥にもなるのが、大豆の栄養なのです。

 

あらゆる女性の嬉しい味方、大豆イソフラボン

さらに女性ならさらにおすすめしたい大豆の栄養素が、大豆イソフラボンで、女性ホルモンと同じような効果をもたらしてくれます。

女性ホルモンの乱れによって起こる体調不良は数多く、生理前に精神が不安定になるPMSや、生理痛、閉経前後で起こる更年期障害などもあります。

さらに、閉経後に急激に疾患率が高くなる骨粗鬆症も、この大豆イソフラボンが予防に導いてくれるため、ぜひ、試してみてください。

【 大豆の栄養素☆大豆イソフラボン 】

★ この大豆イソフラボンが骨粗鬆症に役立つ理由は、この栄養素がカルシウムの流出を防いでくれるためです。

・ そのため、閉経してから積極的に食べるのではなく、40代の早い段階から、日ごろの習慣として毎日大豆を摂取することをおすすめします。

 

食欲がない時には大豆タンパク質

他にも豊富な不溶性食物繊維や腸内細菌である「エクオール」など、お伝えしたい大豆の栄養素は数多くあるのですが、やはりベジタリアンなら当たり前のように活用している、大豆タンパク質の存在は欠かせません。

【 大豆の栄養素☆大豆タンパク質 】

★ 「大地の肉」とも言われる由来ともなるのが、この大豆タンパク質、ダイエット中などは肉を敬遠しがちなのですが、いつの間にかタンパク質が欠乏して、毛髪が弱ったり爪がガサガサになるなど、様々な症状を引き起こしてしまいます。

・ そんな時、植物性でカロリーも低く、消化も良い大豆タンパク質は強い見方、積極的に食べていれば、ダイエット中でもかさかさになりすぎず、髪や爪の艶も保ってくれるはずです。

実はタンパク質は体には欠かせない重要な栄養素で、そのなかのアミノ酸は代謝をあげてくれるグルタミンやアルギニンも含まれています。

ダイエット中であっても、何らかの形でタンパク質は摂取しなければなりません。

 

大豆の栄養を効果的に食べる方法

ではこの大豆の栄養ですが、あまり気にしなくても豆腐に納豆に油揚げに…と、加工食品までどれも美味しいものばかりながら、意識して食べるとより効果的に摂取できます。

【 大豆の栄養素☆効果的な摂取方法 】

★ 何と言っても調理しやすく食べやすくておすすめの食べ方が、シンプルな蒸し大豆、サラダにしても良いかもしれません。

・ 大豆は煮たりして汁が出てしまうと、栄養が半減してしまうため、大豆の煮もので栄養を摂るなら、汁まで食べられる工夫をしてください。

その他にも、大豆の発酵食品である納豆は、大豆の栄養素の効果をよりアップしてくれているので、便利でおすすめです。

 

いかがでしたでしょうか、今回は家族で毎日食べたい、大豆の栄養とその効果効能をお伝えしました。ダイエットや美容に敏感な女性の間で人気が高い大豆食品ですが、中高年の男性やシニア世代にもおすすめです。

女性が毎日食べるなら、玄米ごはんと共に食べても、老廃物が排出されてむくみが改善します。ご飯のお供になりやすい、ひじきと大豆の煮ものおからなどを多用してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、ひじきで大豆の栄養とともに鉄分も摂りたいと思ったら、一般の鍋ではなく鉄鍋で調理をすると、昔ながらの鉄分豊富なひじきに仕上がります。

大豆はイライラを沈めてリラックス状態を促し、集中力を高める精神的効果も期待できるうえ、疲労回復効果もあるので、蒸し大豆を常備して、勉強や仕事の合間につまむのも良いアイデアです。

まとめ

家族におすすめの大豆の栄養とは

・血液をサラサラにする大豆レシチン
・コレステロール値を下げる大豆サポニン
・女性ホルモンの働きをする大豆イソフラボン
・ダイエット中も血肉を守る大豆タンパク質
・栄養素が逃げない、蒸し大豆がおすすめ
・イライラを沈めて集中力を促す


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