アロマテラピーのある暮らし☆ちょっと便利な7つの豆知識


アロマテラピーを暮らしに活かせたら、毎日がより楽しくなりますよね。アロマテラピーとは、植物から抽出した素材で作られる精油を使って心と体に働きかける芳香療法。

精油の中には種類ごとに様々な効能がぎゅっと詰まっています。そして驚くことに精油の香りは鼻から嗅いでたった2秒で、脳に作用するというデータがあるのです。この精油の力を、日々の暮らしに活かさないなんてもったいない!

さらに、アロマテラピーは芳香浴やマッサージ・スキンケア以外にも、防虫・抗菌・消臭など実用的な役割まで幅広く活躍してくれるのも魅力。

そんな精油ごとの効能を活かしつつ、少しの工夫でアロマテラピーをもっと気軽に役立てられたら毎日が楽しくなりますよね。そこで今回は、暮らしの中でアロマテラピーを便利に活用する7つの豆知識をお伝えします。

 

アロマテラピーのある暮らし☆
ちょっと便利な7つの豆知識

 

読書しながらお手軽アロマテラピー

本のしおりに精油を垂らせば、読書しながら手軽にアロマテラピーを楽しむことができます。精油1~2滴をしおりに垂らし、乾いたらアロマしおりの出来上がりです。

【 アロマテラピー活用法:しおりに垂らして 】

★ リラックスして本を読みたい時はラベンダー・ゼラニウム・ネロリを。集中したい時にはペパーミント・レモン・ローズマリーの精油が効果的!

・ この方法は読書だけでなく仕事や勉強にも役立つので、しおりを資料や教科書に挟むなどして場面ごとに使い分けるのもおすすめです。

 

洋服の虫食い対策にも効果あり

クローゼットの中にあるお気に入りの洋服、気付いたら虫食いで穴が空いていた!…なんて困るもの。こんな心配も防虫効果のある精油で解決できます。方法は簡単、コットンにアロマオイルを数滴垂らしてクローゼットに入れるだけ。

【 アロマテラピー活用法:虫よけ 】

★ 虫除けにはラベンダー・ペパーミント・ティートリーの精油が効果的です。

・ これならクローゼットを開ける度にアロマの香りに包まれ、洋服も守ってもらえるので一石二鳥!

洋服にオイルが付くのが心配な方は、コットンを小さなカゴに入れて保管すればシミの心配もしなくて済みます。

 

保冷剤に混ぜて、簡単消臭剤

冷凍庫にいつの間にか溜まってしまう保冷剤、邪魔だからと捨ててしまいがちですが、アロマオイルと合わせれば立派な消臭剤になるのです。まず空き瓶を用意して、そこへ保冷材の中身のジェルと精油を入れて混ぜるだけ。これだけで消臭剤になります。

【 アロマテラピー活用法:消臭 】

★ 消臭にはペパーミント・ユーカリのオイルが効果を発揮しますが、消臭剤を置く場所によって、他の香りをブレンドするのもおすすめ。

・ 例えばトイレにはレモンの香りをプラスしてスッキリと、リビングにはラベンダーを足してリラックス、とアレンジ自在で自分好みに作れるのも魅力です。

 

運転中の眠気覚ましに

運転中にやってくるどうしようもない眠気は、ドライバーの敵!こんな時もアロマの出番、上手く使えば眠気を撃退できます。

【 アロマテラピー活用法:眠気覚まし 】

★ 運転中の眠気撃退には爽快感のあるペパーミント・ローズマリーが活躍!

・ ハンカチやティッシュペーパーに精油を垂らして助手席に置いておけば、車の中でもアロマ効果を実感できます。

精油のついたハンカチやティッシュペーパーを、エアコンの吹き出し口にクリップで留めておくのも便利な方法です。

 

好きな香りでぐっすり安眠

眠りたいのになかなか寝付けなかったり、寝ても途中で目が覚めてしまう夜、そんな時こそアロマテラピーの出番!精油を垂らしたハンドタオルやガーゼを枕元に添えれば、心地よい香りで眠りにつくことができます。

【 アロマテラピー活用法:安眠 】

★ ラベンダー・ローズオットー・ゼラニウムには寝つきをよくする作用があるので眠れない夜に最適です。

・ ただし、精油の使用量が多いと刺激が強すぎてしまい、かえって逆効果となりますので、多くても2滴以内に留めるようにしてください。

 

朝のむくみ顔には、アロマおしぼり

朝に鏡を見て自分のむくみ顔に慌ててしまったこと、女性なら経験があるもの。こんな悩みも、タオルと精油があればスピーディーに解決!

【 アロマテラピー活用法:アロマおしぼり 】

★ 洗面器に水を張り、そこへ精油を2滴入れてよく混ぜてからタオルを浸して絞ります。これをレンジで1分弱温めればアロマホットタオルの完成!

・ むくみ解消には血行促進効果のあるゼラニウム・ゆず・ローズマリーの精油が効きます。

ホットタオルは瞼にあてて3分ほどで効果がありますが、くれぐれも火傷には気を付けながら行ってください。

 

頭痛解消にも役立つアロマテラピー

薬を飲むほどではなけれど頭が重い時や、どうしても薬に頼れない時にもアロマテラピーがお役立ち。ハンカチや熱めのお湯を張ったマグカップに精油を1~2滴垂らし、自分の側に置いて香りを嗅ぐ芳香浴が1番手軽な方法です。

【 アロマテラピー活用法:マグカップ芳香浴 】

★ 緊張をほぐす作用のある、ラベンダー・ベルガモット・ペパーミントの精油が適していますが、頭の痛みを和らげるにはリラックスすることも必要!

・ 先述の精油にこだわらず、好きな香りを使うことも効果的です。

 

いかがでしたでしょうか、アロマテラピーは特別な時間を作らなくてもこんなに手軽に楽しめるのです。香りが脳に及ぼす効果は計り知れないものがあり、香りを嗅ぐだけで自律神経やホルモンバランス、免疫力まで整えてくれます。

使用方法や精油の組み合わせで、どこまでも広がるのがアロマテラピーの世界。精油が持つそれぞれの効果を得ながら、同時に日々の暮らしにも役立てられるなんて素敵ではないでしょうか。

ただし、アロマテラピーは100%ピュアな精油でなければ、充分な効果を得られません。中にはアロマオイルの名前で売られている合成オイルもありますので、信頼のおけるショップで精油を購入するのが安心です。

自分に必要な作用のある香りを使うのは、アロマテラピーでは大切なことですが、何も考えずに好きな香りを選んで使うことも、同じぐらい大事。まずは1本、大好きな香りの精油を見つけて、毎日をもっと豊かに過ごしちゃいましょう!

まとめ

アロマテラピーを上手に活かすコツ

・香るしおりで読書時間をアロマタイムにする
・大切な洋服はアロマの防虫効果で安心保管
・精油を混ぜれば保冷材も消臭剤に大変身
・眠気覚ましのアロマは運転中の頼もしい存在
・眠れない夜には枕元に香りを置く
・むくみ顔はホットタオルと精油で素早く解決
・頭痛の時は緊張をほぐすアロマで芳香浴


連記事